東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『半袖の人/ゆっくりと読書』

18日。朝、普段より早めに起きて仕事。車で出かける。仕事先、何回か待ち合わせに使う場所で車で待機していると、半袖Tシャツに、ハーフ丈のジーンズという格好の方が歩いてきた。実は、以前も同じ場所でまったく同じ格好のその方を目撃していた。その時は、まだ少し暖かい(といっても真冬だけど)日中だったので、まぁ、ギリギリ飲み込めたけど、かなり肌寒い朝だ。どうしてそんな恰好なのだろう。不思議だなぁと思う。

仕事でやや遠くの場所へ。現場の後に、車を駐車場にいれてどこかパソコンが出来る場所を探す。陽が出てくると暖かくなってきて、歩いていても気持ちが良い。噴水のある広場で、近くの幼稚園の子供だろうか、楽しそうに走り回っているのが微笑ましい。見知らぬ街でも、少し歩くとスタバがある。便利と言えば便利だけど、しかし、徒歩の移動圏内で3店舗もスタバがあるのはどうなのだろう。ちょっと驚く。で、そのうちの一つに入り、パソコンを広げて、リモート打合せ。以前に自分がまとめたものも議題の一つだったのだけど、おおむね方向性が固まりホッとした。が、リモート打合せが予想よりも時間がかかってしまい、午後一番の予定を少し延ばして、ひとまず別の仕事。一度、スタバを出てしまったので、今度は、充電できる別の喫茶店を探す。電源とWi-Fiを求める流浪のサラリーマンである。

そこで結果、日が暮れるまで仕事。それから諸々仕事を終えて、帰路。家に帰って、なんとなくバラエティを観ながら、ぼんやり。筋トレをする気にもならず、いつの間にか寝落ち。寒すぎて目が覚めて、布団へ。

19日。普段の時間に目覚めて、朝食。洗濯ものを干して、仕事へ。前日の持越しで車を乗って帰っていたので、車で出社。事務作業、いろいろ。たまったメールをできるだけ返信。それらを終えてから、仕事で世田谷の方へ。久しぶりの小田急。仕事を終えてから、その町へ行くと、つい寄ってしまうラーメン屋へ。格別に美味しいかどうかはわからないけれど、豚骨をじっくり煮込んだスープは結構、こってりとしているのに、スルスルと飲めてしまい、御飯にも合う。で、禁断のラーメンライスをがっつりといってしまう。カウンターだけの店は男性客圧倒的。僕の横に、3人連れの若いガタイのいい男性客。ねぎトッピングをたっぷりといれた大盛りを美味しそうに食べている。常連なのか、店員さんと仲よく会話をしている。「小池に屈しますわ」と他のお客さんと談笑している。この日、コロナ陽性者は東京は7000人越え。まん延防止措置がとられる。飲食店にとっては本当に深刻な状況だろう。いずれにしてもラーメンは非常に美味しい。

駅前の本屋でようやく念願の東京の環状線を特集した雑誌『東京人』を購入。ディープな内容。ゆっくりと読もう。駅前の昔ながらの喫茶店Wi-Fiも無いお店。だけど、少し仕事も落ち着いたので、読書を中心に。窓際の席に座ったら、冷気が窓際だと結構辛く、室内なのにやや寒い。目の前の若い男性二人組。会話の中心が、SNSで、誰それがフォロワー数が凄いとか、フォローしあっている関係で会ったことはない誰かの話とかをしている。

少し仕事のことで考えなければならないことが出来て、落ち着かなくなる。なかなか1日のんびりとできない。

家に帰り、バラエティを観ながら筋トレ。何も考えずに腹を抱えて笑えることは有難いとは思いつつ。