東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『娘、スマホを買う』

だらだら寝てしまい、目が覚めたのは9時近く。モタモタと起きだし、朝食を食べてから、少し掃除機をかけたり、台所の掃除をする。それから娘と池袋の家電量販店へ。

娘のスマホを買いに出かける。親が立ち会わないとダメらしい。スポンサーである。あと、未成年者にスマホを持たせる際は、フィルター機能を設定させることに親の同意と立ち合いがいるらしい。

娘が自分でいろいろ検討した結果、auの機種を購入。いろいろ手続きもあり、なんやかんや時間がかかる。で、フィルター機能を設定するのに、Gmailのアカウントが必要らしく、店員さが娘に「アカウントありますか?」と聞くと娘は慣れた手つきで、スマホで設定を始める。スマホ自体は初めて持つが、学校ではiPadを使った授業もあり、娘はそういうのを使うのはすっかり慣れていた。横で見ていても、フリック入力なんか、僕より早いんじゃないかと思える。

「お父さんも乗り換えますか?」と営業トークを受ける。実のところ、私用携帯もはるか昔に買って、そろそろ買い替えてもいいとは思っていたし、ドコモは高いんじゃないかと安い機種に買えるころかなとは考えていた。ただ、面倒だったので放置していた。ちょっと話を聞こうとおもったが、娘のスマホの手続きがやけに時間がかかり、物理的に時間が切れで、僕の説明を聞くのは辞めにしておいた。結局、こうやってズルズルまた、変えずに過ごすのだろう。

その後、娘のスマホのケースや、保護シートを購入したり。買い物しながら娘と話をしたりする。夏に向けて、これまで伸ばしていた髪を切ろうか思案しているという。演劇部に入っている娘は、役で、男の子の役をやるという。それもあり、切ろうかと。短い方が楽だし、切って良いんじゃないかと勧めてみる。あと、娘はずっとマスクをしている。コロナ禍の影響なのかときいてみると「合法的に顔の半分を隠せるから」という回答をもらう。そういうものか。初めてのスマホをサクサクと使いこなし、すとぷりが好きで夏の映画を楽しみにしており、なんやかんやとすっかり年相応に成長しているのだなと実感したりする。

習い事に行く娘と別れて、少し仕事をしつつ。仕事を終えてから、喫茶店で少し読書。宮本常一さんの「忘れられた日本人」。対馬の村の風習についての文章。何かあると村の人たちが集まり対話を重ねる風習。それから、各地域の民謡、盆踊りについての話など。人々が集まり、歌のかけあいをする風習があったという。節のうまさや、文句のうまさで勝敗をあらそうという。そのやりとりがやがて男女の営みにつながるという説明があり、そういったこともいちいち刺激的。それで、YouTubeを検索すると、有難いことに、対馬の民謡を聴くことができる。本を読みながら、繰り返し聴く。

https://youtu.be/N6rYn57DxYc?si=qw-3W-YdE_8MPHxE


帰宅して、久しぶりにジョギングしようと思い、少し走る。終わったあと、身体がずーんと重くなる。普段筋トレはしているものの、鈍っている。出来る限り、ジョギングも続けられれば。