東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『2024年』

朝、一度、7時過ぎくらいに目を覚ますが、なんとも眠く、そのままゴロゴロする。嫁と娘の声が聞こえるが、起きれず。確か、娘の話だと、娘だけ嫁の実家に行くとか言っていたような。

次に目が覚めると、9時過ぎていた。今日もモタモタ寝てしまった。起きだして、朝食を食べる。それで、年末に掃除もできなかったし、と、換気扇の掃除や、壁の水拭きなどをする。それと、物置の粗大ごみなどをまとめる。いっそ、自分でごみ処理場に運びたいとネットで調べたが、住んでいる豊島区ではそういう施設はなかった。古びた椅子など、諸々粗大ごみの手配をする。トータル4000円かかるらしいが、まぁ、仕方がない。

後から、ネットで調べたら、元旦は掃除をするのは風習的によくないらしい。してしまったよ、まぁ、良いか。まだ初詣もできてなかったたので神社に寄ろうと思ったけれど、行列ができていたので、また別の機会にする。

それから、映画を観に新宿へ。ヴィム・ヴェンダース「PERFECT DAYS」。ある程度、気にかけて、町を歩いているつもりだけど、そんな公衆トイレがあるんだ、と知らされる。役所広司さんが軽自動車や、自転車で走る、東京の風景、首都高の描写が、東京の町を切り取っている。自然光のデイシーンと、紫や青に色づいた自宅のナイトシーンのコントラスト。職場近くである、恵比寿駅前の公衆トイレも撮影に使用されていたが、よく、あんな人通りの多いところで、撮影ができたなぁと感心する。

観ている途中、座席が揺れているような気がした。観終わって外にでて、石川県や日本海側で地震があったことを知る。それが今もなお、継続して続いている様子。

外にでて、夕暮れ時。新宿とはいえ、それほど人はいない、ような気がする。もう1本、映画を見ようと思ったけれど、ちょっと止めることに。地元のコンビニで粗大ごみ用のゴミ処理券を買う。400円というのを10枚買おうと思ったら「200円しかないです」と言われて、200円の件を20枚渡される。

地元のチェーン店のカフェへ。21時まで営業。働くなぁ。ゴミ処理券すべてに名前などを書く。手間。それから、台風クラブのシナリオを読む。大半は、シナリオ通りに撮られているものの、理恵が母親を思いながら、母親の布団にもぐりこんで行為におよぶシーンや、健が「ただいま、おかえり」を繰り返すシーン、明が「僕が一番に雨をみた」などのセリフが無く、それらが現場で作られたものなのだとわかると、そういう部分に、製作者たちの重点があったことが感じられる。それにしても、「PARFECT DAY」に年を重ねた三浦友和さんが出ており、「台風クラブ」で30代の若く、破天荒な教師を演じた三浦さんを観た後だったので、ちょっとびっくりする。

東京に住む僕は、ニュースを見る以外にできることは無い。どうもSNSで見ようとすると、なんだか嫌な投稿ばかりを目にする。

そんな2024年の始まり。