東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『本棚を整理したり』

朝、少し朝寝坊をしてしまい、10時過ぎに目が覚める。起きると少し頭がボーっとしている。それが眠気なのか、体調不良なのか、単なる朝の気分なのかわからないが少しドキドキする。一応、毎朝、検温をしているが、もう36度台前半で、平熱をキープしている。なんやかんや、発熱してから6日ほど経過している。

朝食を食べてから、布団を干して、少しベランダで自分自身も日向ぼっこ。そして少しばかりメール作業など。陽射しが出ていると気持ちが良いものの、しばらくするとやや肌寒くなる。それから、少し本棚の整理。ちょっととっ散らかっていた本棚を整理。できる限り読みやすく本棚も並び替える。

自分が好きな本を買っているだけに、当たり前だけど、自分好みの本が並んでいる。小説などの他に、ちょっと気になる特集をしているBRUTUSなどの雑誌も取っておいてしまうのだけど、小津安二郎特集や、ちょっと自慢できそうなブックナンバーもあるのではないかと自画自賛してしまう。

結構、思い切っていろいろ整理した。で、そしたら、DVDでドラマ「日曜日は終わらない」を見つける。

夜、筋トレしつつ、テレビをいろいろ観た後、久しぶりに「日曜日は終わらない」を観る。冒頭の自転車の疾走シーンから、思い付きのような唐突さで、義父を殺してしまう場面や、風俗嬢である林由美香とのつかの間の戯れの時間。今回、改めて観て、以前はそこまで気に留めてなかったシーンの一つに、父が自殺しないようにケアをしてあげている女性の娘と、主人公が屋上でやりとりをするシーンがあるのだけど、ワンシーンで撮られているのだけど、いつの間にか娘がいなくなり、まるでやりとりが夢だったのかのような、それでいて、娘がしていた覆面だけは確かに存在しており、時間経過だけが陽が暮れるように描かれることで語られるのだけど、そのシーンが、今回、「あ、こんなシーンあったっけ」と気づかされた。生活していく、生きていくことの苦しさや難しさに苦心しているのは主人公ばかりではなく、そうは見えてなくても、父親も経営者として苦しみがあり、もがいている。劇中で流れている音楽からも時代設定は2000年代前後あたりだとはわかったものの、生きていくことが苦しい生活者は存在する。簡単に解決するわけもなく、出口は見えない中で、それでも、日々を生きていくしかない。久しぶりに「日曜日は終わらない」を堪能。

なんやかんやと、正月三が日終了。