東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『見知らぬ町を歩きつつ』

宿泊先で目覚めて、諸々要件などを済ませつつ。とはいえ、この日はある程度、落ち着いた感じ。山間の、長閑な場所で、緑が多く落ち着く。やけに稜線の綺麗な形の山があるなと思ったが、どうも富士山。方角的に、ここから見えるんだという場所で、いまいち方向感覚がわからなくなる。

山から流れてくる水量が多いのか、畦や、川の水が豊富で、あと、綺麗。まわりの水田に流れているが、その水の流れる音を聞いていると心地いい。天気が悪い予報だったけど、持ってくれて良かった。

紫陽花が道路沿いに咲いていて、おそらくこの週末が見ごろの最後と思われる。それと向日葵も咲いていた。早いなぁ。本来ならそろそろ梅雨入りの時期のような気もするが、今のところ、まだその便りがない。とはいえ、ぼちぼちのような気もするけれど。

夕方はのんびりと観光気分で散歩する。ありがたい。観光地っぽい風情もありつつ、地元の人が暮らす住宅街の雰囲気もあり、そういう町を歩くのは楽しい。どちらかというと、観光地然としたところはすっかり興味が沸かなくなったので、普通に人々が暮らしている町を歩いている方が面白い。どなたかの家の軒先で、猫がのんびり昼寝をしていた。

猫は家猫よりもこうやって外でのんびり過ごしている方が良いのかななんて思う。うちの猫たちも時々、自由に散歩させてやりたいが、なかなかそうもいかず。

夜7時頃、まだ、日がギリギリ残っていて、遠くの山の方が明るい。日が伸びたなぁと思う。場所によっては30度を超すような暑さもあるという。夏が近づいているというか、すっかり夏。好きな季節だ。やはり、寒いよりは暑い方がいい。

電車に揺られて帰っていると、さすがに疲れが出てきて、うつらうつらしていた。昨日が平日だったのに、夕方からややゆっくりできたので、なんだかずいぶん、休んでいる気になる。

帰宅してから、少しだけ筋トレしつつ、古畑任三郎Tverで観る。これはこれでつい観てしまう。