東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

映像でも

昨日の夜に大宮で大学時代のサークルの後輩MとUとOと飲む。
と、いうのもサークルの先輩であるWさんがこのたび入籍して、それのお祝いを考えようということで集まった。

北海道の帯広の大学にいたのに、就職先が関東のやつが多く、なにかあるとちょくちょく集まったりしている。帯広で出会って、また関東にて会うというのはなんだか不思議な感じがする。

畜大に入らなければ絶対に接点が無かった人たちと、卒業したあとも、なぜか埼玉であっているというのは、人生なんてどんな人と出会うか分からないもんだ。

また何か映像でも撮ってみたいというのが漠然と話にあがった。
以前も、サークルの別の先輩の結婚式の2次会に呼ばれたときに、関東にいたサークル仲間とショートムービーを撮った。その時は一日で東京のいろんなスポットを回りながら撮影をした。僕の小さい車に5人がぎゅうぎゅうに入り、渋滞の東京をあちらこちらに走った。

ずいぶん大変だった。撮影が一日がかりだし、同じ関東にいても仕事も、住んでる場所も違うから、うまくスケジュールが組めなかったりもした。そう、このスケジュールがけっこう曲者だ。

学生の頃に芝居の中で使う映像をとるために、その時出ていた役者10人全員集まって撮影しようと、それぞれの予定を聞いたら、1ヶ月の間に1日しかみんなの都合のいい日がなかったことがあった。しかもその日ですら、夕方までしかいられない役者がおり、朝から集まって急いで撮影をしたなんてこともあった。結果的に雨が降らなかったからよかったものの、雨が降って撮影中止になっていたら、それこそ大問題だった。

この前の撮影でも、結局一人どうしても都合がつかず、あとから別撮りして、物語りがそれでも成り立つように変更したのだ。
そんなやっかいなことがあっても映像は面白い。やってるときは大変だけど、あとで形として残るし。

名目はお祝いの贈り物だけど、結局は自分達が楽しいからやりたいのだ。

大学の頃と違い、それぞれに仕事を抱えて、なかなかみんなで集まる時間はとれない。それでも、こうやって何かものを作ろうとすると乗ってくるあたり、まぁお互いそういうことが好きな証拠なんだろう。

せっかくだから今回は関東にいるメンバー全員が一同に介する映像をとれればいいな。あとはもちろん作品自体の完成度も考えながら。やるからにはいいものを作りたいし。

ただ素人の僕達が映像をやるときに困るのは音響だ。どうしても外での撮影だと、イメージどおりにいかない。マイクが小さくて、役者の台詞が聞き取れなくなってしまう。会話をうまく成り立たせられないんだよなぁ。性能のいい集音マイクがあればいいんだけど、そんなものを個人で持っている人はめったにいないし。

まぁ楽しみながらやれればいいなぁと思っている。祝い事だし。
何より自分達が楽しくなくては。