東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『春一番と雨』

■ いわゆるバレンタインデーということで、職場の女性の方々からチョコを頂いた。当然、義理っとしたものではあるのだけど、甘いモノをもらえるのはそれはそれでうれしいものです。


■ 朝から天気が悪く、久しぶりに雨なんかが降ったので「雨だなぁ」なんてのんきにかまえつつチョコを食っていたら、ハタ、といやーな予感がしてきたわけでして。それで慌てて週間天気を確認すると、いやーな予感が的中しており、かなりぐったりはいりました。土曜、雨でやがる。降水確率70%でやがる。きた、これはかなりぐったりきたな、しかし。何ユエ雨降ルカ。思わず慣れない口調で片言の日本語をしゃべる外人さんみたいにひとりごちるよ、ほんと。オノレチクショウ。何がきついって雨で撮影が延びるのがいろいろ痛い。機材のレンタル代もあるし、改めて撮影をする際のスケジュールの調整も実はなにかと難しいし。とりあえずこの辺のことは谷川さんと話して、予定通り撮影をすることにはなったのだけど、さすがに雨がひどい場合は撮影中断するしかないわけで、なかなかにままならない具合ではある。


■ それにしても驚くなぁ。どうもかげわたりの面々と何かで集まるときは雨が多い。ちょいと冗談で雨男雨女がいるんじゃねぇかとか言っていたところはあるのだけど、こうも雨が続くと、雨男雨女の存在もあながち冗談には思えなくなってくる。ちなみに僕は家常さんが雨を呼んでいるのではあるまいかと思っていたのだが、家常さんは逆に僕を雨男だと思っていたらしい。そういえば、この前の打ち合わせのときに、今回照明をやってくれるSさんが自分で自分を雨女だと言っていたな。自薦他薦問わず雨を呼んでいる人がこの面々には多いのかもしれない。いや、まぁ、そうは言ってもこればっかりは自然のことだしいたしかたない。とにかく極力撮影がうまくいくようにやれるかぎりやるだけだ。


■ それにしてもこんなときに東京は春一番が吹くのな。日中は雨のせいで風も冷たかったから僕は気付かなかったのだけど、確かに夜なのに少し暖かいような気もした。雨だったり春風だったり。まったく自然というやつはままならない。