東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『感想を聞いても殴らない』

tokyomoon2008-12-11

■仕事後、池袋で、仕事の傍ら映画学校に通うS君と会う。S君が1月に短編映画を撮るということで、その役者探しを頼まれていた。その件で少々。それと、僕が作っている自主映画のDVDを観てくれたとのことで、その感想を聞かせてもらう。

自主映画に関して、もし僕がこの映画を演出するならばという観点で、という前置きをしつつ「まとめ書きしたので・・・」と言ってS君は紙を僕に差し出してくる。そうきましたかぁ。いやがうえにも緊張してくる。さらに僕が紙を見る前に「殴らないで下さいね」って、うぉいS君、それ言っちゃうとああた、その文面に書かれてることって良くないことだってことじゃないかよぉと余計にアレな気分になる。

で、結果はというと、その指摘はほんとにごもっともものばかりだった。技術的なところの不手際の指摘。やはりそういうところは目につく。僕も編集しながら「こ、これは」と思うことがしばしばあった。恥ずかしいのは、それが意図してのことなのかと聞かれること。いろいろと悔しいところが多い。

他にも僕が思ってもいなかった場所に対する指摘もあり、そういうことはほんとためになる。殴りません。いくらなんでも、人に感想聞いといて、いろいろと指摘されて殴ったら、いくらなんでもアレです。そりゃ、映画の感想ですっていって「生理的にあなたのことが受けいれられません」やら「背がでかくて迷惑だ」とか「日記の文章がダラダラとくどく長いのですがどうしたらいいのでしょうか」とか「松瀬なんて待つ背だ」とか映画にひとつも関係ないこと言われたら、殴らないまでも「くそう」とか言ってそいつのことをぐいっと押すぐらいのことはするかもしれないけれども。