東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『新宿の夜』

■新宿で、以前職場が一緒だったS君と会う。僕が職場にいた頃はあまり話しをする機会がなかったのだけど、有り難いことに一度僕が台本を書いた芝居を観にきてくれたことがあり、そういうこともあって一度会って話しをということになった次第。


S君が年に数回利用するという居酒屋へ行く。「ほんと、お忙しい所を・・」などなどなにやら丁寧な対応をされてしまい恐縮。そんなに大層なアレではないので、ほんと。S君は、仕事をしながら映画の専門学校に通っているとのことで、映画に関して色々話しをするのが面白い。例えば、日本に比べ欧米は自主映画に関する理解と土壌がしっかりしているらしく、モノによっては予算が一千万円くらいある自主映画もあるらしい。もちろん、モノによるのだろうけど、それはすごいというか、そうなってくると自主映画と言う括りがよく判らなくなってくる。


それと色々な映画を観ている。この監督さんの作品は良いですよと薦められたのがビクトル・エリセロベール・ブレッソンで、恥ずかしながら2人とも僕は知らなかった。世界はまだまだ広く、僕の視界は狭い。調べてみるとこれは確かに観たいなと思い、そうすると無性にamazonへいこうという気分になってしまう。DVD-BOXはデザインもいいし、所有欲をそそる。が、しかし、たけぇよ。そうポンポンとワンクリックできない。とはいえ、観たい。


他にいくつか相談を受け、それも出来る範囲で協力出来ればと思う。S君の好きな小説家の一人に保坂和志さんがいて、それは大いに共感。いろいろな部分で興味を持てる場所が似ている様な印象もあり、僕の方からも相談をできればなと思いました。


■それにしても今日の寒さたるや。