東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『あした天気にしておくれ』

今朝、嫁氏が娘子のパジャマから服に着替えをしていた。その服は上とスカートが一緒になっていて脱ぎ着がし易く、非常に便利。なにせ小さい子は服を着せる時暴れるわけで。デザインはあまり好きではなかったけどともかく上と下が一緒になっている服ということが盲点だ、とても便利な服だとその服の見事さに感激した旨を嫁氏に言ったところ嫁氏は言った。

「ワンピースだね、これ」


今日は朝から結構な雨で仕方がなく家でゆっくりとする。さすがにそういう時は『ピングー』の勢いは止められない。娘子の要求に従い、『ピングー』再生。飽きしないで見るものだ。


昼食をとってから昼寝。と、この時点で雨が止んでむしろ快晴に。それで昼寝から目覚めたところで買い物がてら出歩く。


ビックカメラに入ってエレベーター待ちをしていたら、3人の高校生男子が全員マクドナルドのドリンクを片手にわらわらとやってきた。一人が「俺、16ギガのメモステ欲しいんだよね」と言っていた。メモリースティックは今やそのような略称で呼ばれるのか。そもそも高校生たちが当然のようにそれほどの容量のメモリースティックを必要としていることに驚く。


それからスーパーに向かう時、マンションの改修工事をしているところに出くわした。警備に立っていたご年配の男性が声をかけてきた。誘導してくれるのだろうと思っていたら、大声で「女の子!?」と尋ねてくる。はぁ、と言うと「名前は!!」とさらに言われるので名前を告げると、笑顔で「かわいいねぇ」と言ってくれる。それは有難い話だけど、まったく誘導無し。これでは警備でなく、単に町中ですれ違った気の良いそして声の大きいおじさんである。


それで、買い物を終えて帰路につくとき。信号待ちしていたら、突如娘子が「てるてる坊主」を歌いだした。信号待ちしていた先の料理屋さんの軒先に石の造型物が置いてあり、娘子はそれを見るといつも「てるてる坊主」を歌う。えらく快晴の夕暮れに、大きな声で「あしたー天気にしておくれー」と歌う。是非とも天気にしてほしい。今日が雨だった分、明日は娘子を遊ばせてあげたい。


夜。友人のおさむしからメール。先日放送した日曜美術館の番組を録画したDVDを受け渡す件。娘子を寝かして、22時過ぎにロケットカフェに行く。そこで1時間ほど話をする。で、諏訪敦さんの作品集を貸してくれた。ありがたやありがたや。代わりに僕が持っているある写真家の作品集を貸す。夜になると風が吹いて寒い。


で、今までその諏訪さんの作品集を観る。刺激を受ける。