東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『手応えとインプットと返却忘れた』

咳が止まらない。熱っぽいわけではないけれど、なんなんだろうか。電話でしゃべっている時も、寝ているときも止まらない。家でさえ、マスク着用令を下された。寒さのせいか。


岸田戯曲賞が発表された。去年や今年は、ツイッターでその情報を知る。選考委員の方々の大半が審査の前段からつぶやいており、それを読んでいるから。主に、候補作を読むことのたいへんさをつぶやいているのだけど。今年受賞された、岩井秀人さんは、ずっと前から好きな演出家の方だけど、赤堀さんは役者としてしか知らない。本当に最近の芝居の傾向を追えずにいる。そもそも、候補者たちよりも選考委員の方々の方が自分の演劇に影響を与えてくれた人たちっていうのもどうなのだろう。もっともっと視野を広げていかねばならない。


一方で、脚本を書いた作品の撮影は順調に進んでいるよう。2月に入って以降、天候が本当に悪いのでスタッフの方々はとても大変なのではないだろうか。僕はこっそりと出演者の方々のツイッターなどを覗きつつ動向を伺う次第。うれしいのは、監督さんが撮影経過に確かな手応えを感じているようで、それを知ることがうれしい。もう、脚本家っていうのは実際の撮影には関われないので(ほんとは少し仕事上で関わっているけれど)、もう蚊帳の外なのだけど、それでもやっぱり自分の関わらせてもらえた作品が、手応えを感じてもらいつつ形になっていくなんて、本当に幸福なことだ。


僕は、僕で、次にいかねばならない。


で、まぁ、風邪を引いて自宅療養していた時期から、久しぶりに充実したインプットをさせていただいている。ハーモニー・コリンの「ミスターロンリー」は本当に良かった。しくじったのは、そのDVDを含む4枚のDVDの返却を忘れていたこと。気がついたら1日延滞していた。返却に行ったところ、4枚400円で7泊借りたDVDが1日の延滞で800円かかった。計算が。延滞という罪は重いのか、TSUTAYAよ。