東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『娘の入園式』

娘の幼稚園入園式が10日(木)にあった。早いもので6月には4歳になる。いよいよ幼稚園。娘の通う幼稚園は家から歩いていける近所にある。僕が通っていた幼稚園はバスに乗る必要があり、車酔いをしやすかった僕はいつもバス酔いをしていて、なんだか辛かった思い出がある。もちろんそればかりではないけれど。娘にとってはどういう幼稚園になるだろう。なんにせよ娘にとっては初めての社会的な環境になる。入園式は家族で参加。他にも20数名の同級生がいる。入園式の時、園長さんが子供にとっての1日は大人の1日とは比べ物にならないほど大切な時間だと言っていた。これから過ごす娘の幼稚園の時間が、彼女にとってかげなえのないものになればと思う。「じゃあ、全員で写真を撮ろう」となったのだけど、男の子が数名、いやだーと泣いて暴れていた。それを見て戸惑っている娘。いろいろな人たちが出てくる。これから本当に新しい日々が始まるのだなぁと思う。


以下、日々覚え書き。


11日(金)。嫌な夢を見て目覚める。とても嫌な夢だった。嫌というよりは哀しい夢か。覚え書き日記だからこういうところに記載しておいた方が後々自分のためにいいのかもしれないけれど、メモを起すのも憚れる。ひとまず哀しい夢。やがてこの日記を読み返した時、改めてこの文章を読んだら、なんだったっけ?と思い返すこともできないのかもしれないけれど、それならばそれでいいのか。


ここ最近、娘が起きると「折り紙を折れ」と言ってくる。トラ、シマウマ、ワニと毎朝一頭ずつ折る。最近の折り紙は、単色の紙ではなくて、なんというかシマウマやトラ柄の紙があり、説明書通りに折ると見事な動物が完成出来るようになっている。とはいえ、なんというか、折り紙の説明書は慣れてないと理解が出来ないような表現が多く、僕は折り紙なんて昔から全然折ったことがなかったので困る。折り鶴さえも折り方が判らない。そのため、娘の要求に毎朝苦戦を強いられている。そして微妙な遅刻をするという体たらく。早く上達しなければならない。


12日(土)。午前中に娘と近所を散歩。近くの寺の境内で絵を描く。もう桜は散ってしまったけれど、その分、緑の葉っぱが良い感じ。水彩絵の具とスケッチブック。「あの木を描いて」とリクエストをし、「うん!」と元気よく応えるものの気がつくと、何か不思議なモノを描いている。その内、虹を描きだしたのだけれど、たくさんの色で描こうとしだす。自由だなぁ、それで良いのだなぁと思う。飽きると、落ちている桜の花を両手に持ってばーっと撒かせて遊びだした。同じく散歩をしていた同年代の子と遊びだした。昼になったので、帰ろうというと「嫌だ嫌だ」と泣き叫ぶ。いつものパターン。ちゃんと説明をして、納得したようだったけど、向こうの方が「バイバイ」と手を振ったのには対応できなかった。まだ自分のことで手一杯の娘。


昼は、天気が良かったので玄関前で食事を食べる。娘曰くそれを「にくにっく」という。「ピクニック」がなまった。で、ご飯を食べていると、嫁の携帯に着信。お世話になっていたTさんから電話。今、池袋にいるので会いませんかという内容。それで家族ででかける。


久しぶりに会ったTさんはお元気だった。喫茶店で少し話をする。以前、家族で泊まらせてもらった伊豆の家にもう一度遊びに行きたいねという話になった。行きたいなぁと思う。そして、お亡くなりになられたTさんの旦那さんのお墓参り。鎌倉にあるというそのお墓にもいければと思いながらまだ行けてない。そこにも行きたいなと思う。


Tさんと別れて、帰路へ。公園に行きたいと言っていた娘だったけれど、帰宅途中でお腹が痛いと言い出し家に帰る。と、途中で眠ってしまった。起きてから、一緒に風呂に入り、ご飯を食べる。久しぶりに家族で食卓を囲む。9時過ぎに寝かすために娘と一緒に布団に入ったら一緒に寝てしまった。


13日(日)。1日仕事。夜に用事があって銀座を歩いたけど、日曜ともなるとさすがの銀座も静かなもんだった。そして夜は冷える。


最近は、日記を書こうと思いパソコンを開いて、キーボードを打ちながらボーッとしているとなんとなく眠ってしまう。で、日記を書き忘れる。ここ1週間、ずっとそんな感じで眠ってしまう。もっときちんとせねばならない。せめて、布団までちゃんと行って眠るという「きちんとさ」くらい持たねば。


で、今日(14日)。娘を幼稚園まで送る。愉しそうにしている娘。道中、同じように幼稚園に向かう親子を見る。うれしそうに一緒に歩いて行く。幼稚園に着くと、男の子は母親と別れるのが嫌そうにする子たちも何人かいるが、うちの娘はそんなことは一切ない。いの一番の園内へ入って行く。むしろ父とバイバイすることさえも忘れて。娘は幼稚園で、たんぽぽ組。良い花のクラスになった。聞けば、今日は年長の子たちと一緒になって遊んでいたという。元気でなにより。