東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『もう会うこともない』

tokyomoon2014-08-22

一昨日。仕事で赤坂から青山一丁目に向かって歩いていた時、偶然にかつて仕事をしていた時の社長とすれ違った。おそらく向こうは気付いていない。何十人もいた社員の一人だったので。当時は、そこで働いていたことが苦痛で、とてもダメな辞め方をした職場だったけれど、お金を稼ぐこと、飛び込みの営業職の厳しさを知ることができたという点では本当に勉強になった。今、その会社がどうなっているのか知る由もないけれど、なんとなくかつて調べた時にはその社長はその座を降りていた。辞めていた。どういう理由で辞めていたのかわからない。そして一昨日。すれ違ったその人は当然、その当時よりも老けていた。青山通りを歩いていた。どこへ向かうのかはわからないし、もはやこちらから声をかけることもない。そして向こうも僕のことなど覚えてはいないだろう。それで青山一丁目駅まで行き、プラットホームで電車を待っていた。到着した電車に乗ろうとしたところ、ドアが開いたら、今度は今の仕事でお世話になっている方と遭遇。互いに会釈して別れる。不思議な偶然。会うとは想像もしない2人に、短時間で会った。こんなこともあるのだなぁと思う。


リフォーム中、トイレや風呂が使えないので、嫁と娘は山形の実家にいる。僕は仕事があるので、一人自宅住まい。ということで夜はレンタルしたDVDを観る日々。
『スーパー8』
宇宙人ポール
千年の愉楽
『恋の渦』
ブルーバレンタイン
を観る。どれも面白かったけど、『ブルーバレンタイン』は面白かった。とある愛し合った男女が結婚を経て、愛情を失い別れるまでを描いた作品。題材としてはこれまでもたくさん取り上げられていると思うけど、引き込まれるように観る。回想シーンの幸福なやりとりと現在の修復不能なやりとりが交互に描かれることで、なんとも言えない切なさが生じる。


で、そのDVDを返却がてら昨日も銭湯へ。調べたところ、自転車に乗って行ける距離に銭湯がいくつもあることに気付く。可能な範囲ではあるけれど、出来る限りの銭湯に行ってみようとか思う。昨日は大塚六丁目付近にある銭湯。外観も内装も絵に描いたような銭湯。入湯料は420円。近所は470円なので、この50円の違いはなんなのかと不思議に思う。そして金額の違いはありつつもお湯の温度はどこも同じように熱い。銭湯ルールでもあるのか、この熱さは。さすがに微妙に遠い距離にあるので、家に帰ることにはもう汗だくではあるものの。


家のリフォームは引き続き、進んでいる。ようやくリフォーム感が見えてくるような具合になりつつあるけれど、当初予定していた諸々が作業が進んで行くうちにうまくいかなくなってきていたり、追加の作業があったりいろいろ出てくる。そういうものだろう。やってみて気付くことがあるだろうし。どうなって行くか。まだまだなんとも言えない。


して、今日は、現在、新潟。仕事で出張。関越を走っている最中に、夕立と強烈な雷に遭遇。まったく実景素材として記録に残しておきたいくらいの雷だった。温泉に入れる余裕もなくホテルにて今に至る。帰る頃にはリフォームもさらに一段階は進行している予定。