東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『夏と秋を行き来する季節』

tokyomoon2017-09-13

この前の土日は地元で祭りがあった。今年は仕事でタイミングがあわず、仕事終わりに少しだけ神社へ。祭囃子が聞こえる。屋台のまわりには、普段よりは遅い時間までの外出を許されているのだろうか、子供たちがあつまり、それぞれの集団でわいわいやっている。娘も友達を見つけると嬉しそうにはしゃいで走っていく。


そのあと、雑司が谷の商店街の中にできた『都電テーブル』というお店へでかける。カウンターだけの小さいお店。娘はだだちゃ豆を茹でたものを夢中で食べていた。お店の人が、かつおぶしを削っているのを見ていたら、「どうぞ」と削りたてのかつおぶしを小皿でくれた。食べてみると味が濃くて美味しい。ごはんにまぶして醤油を少し垂らすとそれだけで食がすすむ。良いお店が近所にできた。


最近、玄関や窓を少しでも開けておくと、隙を見つけたネコたちが外へ逃走を図るようになってしまった。先日も窓を開けていたら3匹ほどで脱走。1番下のやんちゃなネコ『どじょう』と、1番年上の老猫『みぞれ』。そして、普段は結構1人マイペースに暮らしている『ひき』。『みぞれ』は慣れたもので少しすると自分から戻ってくるし、『どじょう』は聞かん坊なんだけど、しばらくするとお風呂場の窓のところにきて中にいれろと合図をくれる。行動パターンがわかっていると安心するのだけど、『ひき』は外へでるのも珍しく、どこにも姿が見えない。そのうえ、天気が悪く東京は夜に雨が降ってしまった。匂いが消えてしまうと帰れるのだろうか、と心配になる。

心配していると、2日目の朝に嫁が見つけて無事に帰ってきた。なにもなかったかのように知らん顔でいつも通り寝ている。こちらの心配もなんのその。


昨日は日中、天気が悪く、昼を過ぎて雨が止んだが蒸し暑かった。夕方になりふと外を見ると、雲がなくなり、オレンジ色の夕暮れがひろがっていた。空に携帯を向けてシャッターを切っている人がチラホラ。


まだ夏と秋の間を行き来しているような季節。