東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『のどかな町の風景』

11月に入った。まだまだ過ごしやすい気温。それにしても今年もあと2か月。

2日(土)。早朝に起きて、レンタカーを借りに行く。1年がかりで稲刈り体験をさせてもらっている栃木の町の行事に参加しており、その行事の最終日。普段は電車で通っているのだけど、用事がいろいろあったので車ででかけることに。朝6時に出発。東北道が混んでいた。考えてみると、3連休の初日。関越や東名は混むイメージがあったけど、東北道も混むのだなぁと思いつつ。さすがに眠い。

9時過ぎに目的の町に到着。ナビはいれているけど、何回かきた町なので、さすがに来慣れた、というか、のどかな町は道がシンプルなので覚えやすい。快晴で空が気持ちい。陶芸体験を娘がやらせてもらってから、お餅などを食べさせてもらう。で、近くの廃校で他の参加している子供たちと遊ぶ。ブランコをみると、僕も乗って漕ぎたくなる。娘は相変わらず逆上がりができない。それで、一緒に練習するができない。見ていると、どうも足を上にあげることの意識が足りない気がするのだけど、それをうまく説明ができない。で、まぁ、諦めて、僕は少し眠くなったので、廃校の校庭のベンチで少しばかり昼寝。空を見ると、飛行機雲がとても長い尾を引いていた。

行事が終わってから、散会。僕たちは、民泊などでお世話になったおうちにご挨拶にむかった。途中、山沿いの地形をそのまま活かして公園のようになっている場所で娘と遊ぶ。木に紐で括られて作ってあるブランコなどがあり、それで遊ぶ。森林の中で遊ぶのは楽しい。その後、娘とどんな音が聞こえるかゲームをする。鳥の鳴き声、車の音、虫の声、聞こえた音をお互い言い合いをするゲーム。楽しい。風が木々を揺らすのさえ音がして、心地いい。

それから夕方に、お世話になった方の家へ。この地域は先だっての台風の被害も少なかったようなのだけど、台風後、飼っていた2匹の犬のうち1匹が体調を崩してしまい、亡くなってしまったのだという。僕らも民泊で泊まらせてもらったとき、その犬2匹を散歩させてもらったり可愛がらせてもらっていた。まだそこまで歳を取っていたわけではないらしいのだけど。2匹の犬は、なぜかお互い喧嘩するように吠えてばかりで、散歩をさせたときも、一緒にではなく、バラバラに散歩させたほど。でも、1匹の姿が見えなくなったあと、残された1匹は元気がなくなってしまったという。会えば喧嘩ばかり、だけどお互いが気になる。なんというかそういう関係だったのか。ご挨拶だけだったのに、大根や里芋、そして新米など、トランク一杯にいろいろもらってしまい、恐縮。そのうえ、干し柿までいただく。「干し柿は手で揉むといいですよ」とアドバイスをいただく。有難いことでございます。また遊びに来れればいいなぁと思う。

それから道の駅にある温泉施設に入る。僕はサウナが好きなので、サウナに入るが、個々のサウナはそこまで温度が高くなくあまり汗をかかない。10分くらい入ってじわじわ温まり、水風呂へ。それから外のベンチで身体の熱を取る。気持ちが良い。

帰り道。途中、車を止めて、空を見上げる。星がとてもきれい。街灯もほぼ無く、家の灯りがポツポツある程度。車のライトが無ければほぼまっくらな世界。星がきれいだなぁとぼんやり空を眺める。

それから都内へ。アッという間に、ビルの街灯りがキラキラとする世界へ。どちらがどう、ということではないけれど、東京はほんと建物がたくさんあって、なんとなく空が狭い気がする。帰ってきて、レンタカーを返却。23時過ぎ。というわけで、長い一日。