東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『5月の覚書』

いくつか書こうとしていた日記のメモ書きがのこっているまま、気がつけば5月も終わっていた。記録としてメモ書きを残そうと思う。

 

 

気がつけばバタバタとしていて、気も落ち着かないまま、書くものも書けずにいる。ゴールデンウィークの最終日、大塚の天祖神社で前厄の厄払いをしたのち、大塚から散歩しようと思い立ち、谷中霊園あたりまでフラフラと歩いたこと、日暮里の喫茶店である「ニュートーキョー」でくつろいだことや、谷中の古本屋で見つけた森まゆみさんの「東京ひがし案内」がとても面白かったことなど細かく書こうと思ってメモをしたまま、下書き状態。久しぶりに谷中のヒマラヤ杉のあたりも歩いた。

 

 

たまたま本屋で見つけた武田一義『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』が面白すぎて、漫画を夢中で読み、それで平塚柾緒さんが書かれた『玉砕の島ペリリュー生還兵34の証言』も読む。ここに描かれた壮絶な出来事がわずか何十年前に実際にあったのだということが恐ろしくて仕方がない。言葉は違うかもしれないけれど、仕方がないから死ぬしかない、という極限に追い込まれた人たちのどうしようもなさを、どう飲み込めばいいのだろう。

 

 

そして、5/18,19は栃木県で行われた田植え体験に家族ででかける。以前もお世話になったOさんの家に民泊させてもらった。日中はとても暑かったけど、夜はむしろ寒いくらいの風。Oさんの家は犬を二匹、猫を二匹飼っている。犬の散歩をさせてもらった。猫たちは野外で飼われている、いや、飼われているというよりも、餌と水を置いていて、それを好きな時に食べていいというような感じになっている。通称「お母さん」と呼ばれる母猫は人に慣れていて僕らが歩いて行くところをついてきてくれる。子猫もいるのだけど、この子は逆に警戒心が強く、滅多に顔を出さない。夜になって、僕らがリビングにいるときに、ようやく餌を食べに顔を出した。翌日は田植え体験。子供たちは裸足で田んぼへ。大人は長靴で入る。泥濘に足を取られながら稲を植えていく。陽射しは強く、わずか2時間程度の田植えで良い具合に日焼けした。田んぼや畑が多いその地区は緑が綺麗で、聞こえてくるのは鳥のさえずりとたまに車が走るエンジン音、それから葉っぱを揺らす風の音。

 

 

Tシャツにビーチサンダルででかけて、陽に当たったせいか、前夜の肌寒さにやられたか、翌日からどうも体調がすぐれない。鼻水がでるのと、少しばかり疲れがとれず。病院に行くほどではないのだけど、家にある市販の薬を飲んでやり過ごすが、どうも治らない。

 

 

5/27は嫁の誕生日だったので、仕事を早めに切り上げて、このタイミングで毎年やっているサンシャインシティの沖縄フェアへ。なぜか毎年この時期にやってる沖縄フェア。ソーキそばなどを食べる。ビル風が心地いい。娘が少しダンスをする。こうしたゆっくりした時間は大切だなぁと思う。帰り道、なぜか滝廉太郎さんの「花」の音程が取れるかどうかの練習をしながら帰った。

 

 

そんなこんなで5月はバタバタとした中で終わっていった。

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