東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『丸い眼鏡と梅雨らしい雨』

ここ数日、だいぶ忙しく時間に追われていたけれど、目の前で僕なんかよりも体力的にも精神的にも半端ない大変さの中でがんばっている人を見ていたので、「自分などまだまだ」と鋭く思いつつ、働いていた。とはいえ、朝5時過ぎに運転して帰宅したときは、さすがに疲れた。

先日、眼鏡を紛失したと思い、新しい眼鏡を購入したのだけど、それが、なんというか丸い眼鏡であり、人からは「それはマジな眼鏡ですか?」と問われたり、「ジョン・レノンを意識してますか?」と言われたり、遠回しに若干の否定的な言葉を投げかけられている。丸い眼鏡がね、良かったんです。イメージとしては、良い具合のおじさん。そういうつもりではあったのだけれども、なかなか難しい。つまり、好みよりも、似あうかどうかを重視すべきなのだろうけれども。

コロナは深刻だなぁと思う。他人ごとではない。自分が検査をしたとき、陽性にならない可能性がどれだけあるのか。もちろん、事前にいろいろ検査すべきであることはわかるのだけれども。無自覚無症状、重症化しない、と、いうことが感染者が増えていることの言い訳にはならないだろうし。

そういえば、昨夜、久しぶりに実家に電話をかけた。父と母に振り込まれた給付金を、「大変だろうから」という理由で送ってきてくれていたと嫁から聞いていた。しかも給付金の額面よりも多く送ってきたという。「娘に好きなものを買ってあげて」とはいうものの、恐縮である。久しぶりに電話をしたが、母親は相変わらずのトーンで電話口で話す。同じことを繰り返し話す癖があり、今回は、娘が嫁の実家の山形に帰れないことが可哀そうだと何回も繰り返していた。僕の職種が大変ではないかと心配していた。まぁ、そりゃそうか、と思いつつ、なんとかやっている。が、父と母からすると相変わらず、心配な息子なのだろう。40過ぎて心配されるというのもなんとも情けない気もするが、大丈夫といっても、親たちは変わらない。

引き続き、天気が悪く、雨が降る日々。昨夜、半袖だと肌寒く感じるくらいの夜。布団をかぶると暖かくてホッとする。雨の音が窓の外から聞こえる。いろんな種類の雨があるけれど、昨夜の雨は好きだった。何がどう、と言われるとわからないのだけど、屋根や地面に当たる雨の音が強すぎず、弱すぎず心地よかった。なんとなく梅雨っぽい雨だった気がする。