東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『代々木公園と六本木』

朝、グーグー寝てたら、飼い猫がそこそこ爪を立てて僕を起こしたので痛みで目が覚める。お腹がすくと、なぜかその猫が代表して、僕に爪を立てる。嫁や娘には立てない。なぜなのか不明だが。

 

快晴だったので、布団を干して掃除機をかけて、それから朝風呂。風呂場に娘の上履きが放置されていたが、仕方がないのでそれも洗う。そういえば、娘は金曜で学校が終わりだったらしい。もう今年も一週間もない。

 

外へ出ると、クリスマスの面影は跡形もなく、すぐに新年へ向けていろいろなものが模様替えしている。周りは大掃除をしている人もいるけれど、それどころでもなく仕事が忙しない。

 

そういえば、布団を干したとき、飼い猫の一匹がダッシュで逃げて行ってしまった。

 

また、外で仕事をしようと思い、代々木公園へ。こちらは、マラソンしている人や、楽器を持ち込んでいる人など、結構、人は多い。隣のベンチに年配の女性が座って、静かに風景を眺めて、しばらくするとすたすたと歩きだした。その後、中東なのだろうか、どこかの国の男性が座り、おもむろに民族楽器なのか、何か打楽器系の楽器をだすと、それを演奏していた。代々木公園人それぞれ。そのあたり、御苑とは違う。それと、やけにカラスが多かった。あっちへ飛んだり、こっちへきたり、カラスたちはいろいろ活発に動いている。で、やけに水浴びをしている。それをついついぼんやり見てしまう。

 

今日も今日とて、陽射しが暖かいと外にいるのが気持ち良い。メール作業を一区切りつけて、少し伸びをしたり、手足をぐるぐるまわしたりストレッチをする。カラスたちはわいわいとあたりを飛び回っている。それで、まったく脈絡なく、「ああ、父はもういないんだった」と思った。なぜかよくわからない。だけど、父が、もう、この世には存在しないことが、なにかふと思い出された。

 

14時過ぎ、肌寒くなったので代々木公園を後にし、用件もあったので渋谷の郵便局へ。封筒を出そうと何気なくいったら、驚くほど混んでいた。受付用の整理番号をもらうと、なんと前に50名ほど待っている。なにがあるんだって、あるとすると年賀状とか、何かを送る人たちだけなのだけど。こんなところで年末を感じるとは思わなかった。

 

それから用があったので、渋谷からバスで六本木へ。渋谷―六本木ヒルズ行きという極めて短い区間のバスがあった。短いが値段は一律210円。都営め。手前の家族連れの末っ子くんがどういう理由か、頑なにバスに乗りたくないと駄々をこねていた。まぁ、子供には子供なりの譲れないものがあるのだろう。

 

六本木で打合せを一つして、それから通り沿いのカフェでメールなど諸々。今日も都内のコロナ感染者が多かった。というか、増え続けている。どうなるのか。

カフェは2階にあり、そこから外をぼんやり眺める。人通りも車通りも多い。東京は人が多い。