東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『宣言下であることを忘れそうな土曜』

土曜。8時半ぐらいに少し暑くて目が覚める。実家の寝室は朝の陽ざしが強く入ってくるので、否が応でも眩しくて目が覚める。昨日と打って変わって母は元気だった。腰が痛い、コロナが不安と、言葉にするのは昨夜と同じ内容だけど、すっかり眠ったあとだととりあえずテンションは高い。それで少しホッとする。で、母が風呂に入り、僕もシャワーを浴びて仕事へ行く準備をするが、母が少し運動をするということで散歩にでかけることになり、不安だというので僕も少しついていくことに。500メートル程度、家から離れたコンビニへ行く。往復一キロ程度の散歩だが、それでも不安だという。まぁ、仕方がないのかもしれないが、倒れたことをのぞけば、母はギリギリ60代。まだまだ元気な世代。退院したのが1月終わりなのだ。もっと快復をしていても良い頃合い。もちろん、とはいえ、焦ることはよくないだろうが。

結果、母は特に心配することもなく、ケロッとして散歩を終えた。帰り道、ずっと髪を切りたいと言っていて、家の近くにある床屋の扉をサッとあけて、店主さんと一言二言話をして、1時間後に予約をいれていた。行きなれた店なのかたずねたところ、「いや、初めて」という。それにしてはなんの躊躇いもなく店に入り、予約をしたなぁと驚く。これから暑い時期になり、週一の頻度ではちょっとだめなようで、せめてもう少し実家へ戻ることにする。

それから仕事。土曜なので、一気にいままで溜まっていたチェックごと、返信しなければならないことなどを行う。それでもバタバタ。で、夕方、ようやく一息ついて、少しホッとする。と、着信。電話を取ると、これまた急な仕事の依頼。この絶妙なタイミングはなんなのだろう。まるでどこかで見ていたかのようなタイミングだ。で、また少しバタバタとする。ようやく落ち着いたのは20時過ぎ。それで、ようやく外に出る。近くの公園には人が多かった。緊急事態宣言であることを少し忘れていた。大学生くらいの人たちだろうか、何名かが集まってシャボン玉を作って遊んでいた。

家に帰り、ぼんやりと映画を観たり、筋トレをする。