東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『泣いちゃう』

暑い日と、そうじゃない日が交互に来ている感じ。晴れて陽射しが強いと暑く感じるし、雨雲で雨が降ると肌寒く感じる。それで夜になるとそこそこ肌寒い。先日、仕事で六本木で打合せがあり、その後、渋谷に移動したのだけど、陽射しがあって気持ちが良かったので六本木通りを歩いて移動した。微妙に距離はあるのだけど、電話をしながら歩いていると、意外とあっという間に到着する。途中、夏芙蓉の花が綺麗に咲いていた。しかも、やけに背が高く、僕よりも背丈が高かった。ここまで伸びるのはどのくらいかかるのだろう。しかも、交通量がかなり多い、東京の繁華街で。

 この頃は、報道を見ると気持ちが沈みがちになる。オリンピックを巡る様々な報道は、どれも奇妙な食い違いを感じる。はっきりとした正解はあるはずはないし、やるもやらないもどちらにもいろいろがあるが、今は、もう、強引さと、その強引さを嫌悪する意見ばかりの対立で、何も生み出してないような気がする。なし崩しは、これまでも数多くあった。今回もそういう風になし崩しになるのかもしれないけれど、その過程にこれほどうんざりさせられるとは。小沢健二さんの新曲「泣いちゃう」をそんな最中で聴く。この歌詞よ。実際のところ、数年先に、この状況が過去の話になって、さらにずっと時代が進んだ後、このなし崩しの出来事がどのように語られるのか。そして、そんな中での、天皇の側近による拝察の言葉。これがこのタイミングで発せられること。

 そんな中で、希望を感じられる報道の一つが、映画「宮本から君へ」の助成金を巡る裁判の勝訴。痛快なニュースだなと思う。痛快というか、裁判制度がきちんと成り立っていると思えて希望を感じる。

 徐々に蒸し暑くなっているからか、どうも最近、力が入らず、筋トレをしてても疲れる。走らねばならない。スタミナが無くなっている気がする。大きく吸って大きく吐き出さねばならない。

 「どうぶつの森」というゲームのCMに、harukanakamuraさんの「Arne」が使用されている。なぜ、この曲なのだろうと思うのだけど、イントロから大好きなので、すぐに反応してしまった。ゲーム自体はやったことないのだけれども。