東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『3連休の真ん中の日曜に』

9日(日)。仕事で少し早めに出社。背広を着る。ネクタイはちょっと窮屈に感じる。

日中、仕事いろいろ。夕方に仕事が終わって、少し息抜き。村上春樹さんの『女のいない男たち』の短編集の後半を読もうと、渋谷のカフェへ。そこそこ人が混んでいる。手前のお客さんは女性二人だった。二人ともナポリタンを注文していた。

『女のいない男たち』を読むと、映画『ドライブマイカー』の脚本が、題名にもなっている短編『ドライブマイカー』だけではなく、他の『女のいない男たち』に入っている短編からもいろいろと引用して脚本が作られていることがわかる。『女のいない男たち』の短編は、女性との関係が終わったことを、正しく苦しめずに、苦しむことから逃避した男性が、いくつかの短編で出てくる。映画『ドライブマイカー』の主人公は、そういったいくつかの短編の男性キャラを併せ持った人物になっている。映画のタイトルロールが、少し物語が進んでから、(体感で30分ほど経ってから)、夫婦の関係性の終わりと、そこから時が過ぎて物語が転じたところにあるのは、小説を読むと、意図を感じる。つまり小説『ドライブマイカー』の始まりと合わせている。そうやっていくつかの短編をリミックスして構成しているのに、一つの作品として揺るがないのは、『女のいない男たち』というある程度、共通のテーマの作品群からまとめているからなのだろうと思う。

カフェには、多くの人がいる。パソコンに向かってずっとキーボードを打ち続けている人がいれば、向かい合って何かをずっと話しているカップルもいる。分厚い本を持って入ってきた男がいた。椅子に座り、その本を開くと、大きく『第一章 はじめに』と書いてあるが、なんの本かわからないので、それが、何の本かわからない。

小説を読み終えて、一息ついてから、帰宅。家に帰って、ぼんやりと映画を観ながら筋トレ。少し夜更かししてから布団へ。