東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『10月上旬の覚書』

10月1日。
仕切りをする仕事。ある程度の現場での想定を諸々しつつ、何かしらあってもできる限り対応できるように事前に準備。と、良い意味で思いがけず自体もあり、それは発想が無かったと頭が一瞬真っ白になる。まだまだ学ぶことは多い。

夜、ひとまず、仕事は無事に終了。いくつかある山場の一つが終わってホッとする。で、さすがにどっと疲れが出る。

10月2日。
諸々仕事。いろいろと話し過ぎて声が枯れる。衰えているのかなぁと思う。とはいえ、夜はさすがに落ち着いて、少し一息。

要件があり、都内を車で移動。東京タワーの見える場所を通り過ぎる。東京タワーはいつ見ても、見応えがあるというか、なんというか。ビルの窓に映る東京タワーをスマホで撮ると、本来は存在しない場所に、まるでそこに存在しているように出現する。それも面白い。


10月3日。
バタバタとしたことが終わり、そのバタバタで保留していた打合せなど。仕事関係で契約関係のものをチェックしなければならないことも多いが、そういう場合、つくづく、言葉を知らないことを思い知らされる。専門用語は難しい。いろいろと学ぶことは多い。

それから、神奈川方面へ。仕事でしばしば行く。朝も早く、寝不足になりかける。そして、関わる仕事の難しさや理不尽さにも直面。なすすべがないことは、本当になすすべがない。電車に揺られているとうとうととしてくる。見知らぬ風景が車窓を通り過ぎていく。神奈川は山や坂道が多い。そして若干寒い気がする。仕事先の駅前に立ち食い蕎麦屋があり、仕事が終わり蕎麦を食べると至福の気持ちになる。


10月4日。
とある仕事。問題無く終わるかと思ったが、諸々あり、そこに立ち会う自分の何もできなさに呆然とする。無力。久しぶりに痛感した二文字。ほぼ何もしてないものの、衝撃的に疲労

10月5日。
疲労しても仕事は待ってくれるわけもなく、朝から仕事。順調に進んでくれるだけでホッとする。その後、天気が悪い中、別の仕事。如何に面白いものを作るか、みたいな仕事で、つかの間、クリエイティブモードで、そのうえ、楽しいことを作れることが愉楽だった。ああ、この無駄とも思えることに全力を投じることの愉楽はなんなのだろう。とても愉しい。雨が猛烈に降り出して、気温も尋常じゃなく寒い。それでも面白いことに拘った創作は楽しい。昼休憩で、うまい定食屋で、腹いっぱい肉野菜炒めを食べて、芯から温まった気がした。

10月6日。
また、別の仕事で神奈川へ。ギリギリなんとか諸々終了。

10月7日。
そして、また神奈川へ。モロモロ打ちひしがれる。自分の関わる仕事のしんどいところだなぁと思う。不合理だと思う。わかっている。だが、その不合理の中に、人々が求めるものがあり、不合理は当然だけど、合理的には作れない。そこに直面する人たちは、不合理を受け入れるしかない。が、不合理を飲み込めない人たちもいる。悩ましい。打ちひしがれる。茫然として帰路。しかし、休める暇もなく、目前の別件のため、夜に打合せ。果てしなく続き、打合せが終わったのが0時過ぎ。翌朝から、佐賀へ行くというのに、なんともクタクタに疲れる。

そんな10月上旬。