東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『長野へ行ったこと』

仕事で、車で長野へ。連休ということもあり、少し余裕をみて時間をとっていたが、高速道路はそこまで混んでおらず、わりあい順調に移動ができた。考えてみると、山梨や静岡までは行くことがあっても長野に行くことは久しぶりのような気がする。

仕事先の方にお薦めを聞いた蕎麦屋へ。戸建てを改装されたお店。美味しいお蕎麦をいただく。快晴。空が気持ち良い。

それから仕事諸々。いろいろ終わった頃、あっという間に日が暮れて真っ暗。夜ご飯もいろいろとご馳走になる。どれもとても美味しい。お酒もいろいろ勧められる。ワインが作られた年で味わいも違い、一家言ある方々がいろいろと楽しくワイン談義をされている。こういう時、知識も無く、お酒に弱い身としては、そういったお酒の楽しみができないので残念。

散会したのち、酔い覚ましでコンビニまで歩く。空気が少しひんやりしている。大きな交差点。駅前よりも道路沿いが賑やかになるのは車社会のさだめ。どの街もコンビニは変わらない。買い物をしてから、ホテルの部屋で水を飲んだりアルコールを中和。

翌朝、快晴。ホテルの窓を開ける(といってもセキュリティで少ししか開かないけれど)。気持ちの良い風が入ってくる。落ち着いた街並み。見下ろして、あのコンビニに昨日行ったか、など思いつつ。向こうの方に山々が見える。

日中になると陽射しが眩しいくらい。半袖で気持ちが良い。喉が渇いて自販機で麦茶を買う。近所の家族連れが散歩をしている。連休の風景。仕事が終わり、車で帰京。が、案の定、高速は渋滞の予想。で、諸々あり、いったん長野の諏訪湖へ迂回。それにしても諏訪湖の大きさにびっくりする。陽が暮れかけて湖に西日が差す。波立つこともない湖面が鏡面みたいにキラキラしている。ベンチに座ってぼんやりと暮れていくのを見る。地元の方なのか、観光の方なのか、湖の周りの歩道を歩いている。穏やかな時間。それから教えてもらった片倉館という温泉、というか銭湯へ。昭和に建設された建物をそのまま利用している施設で、その中に銭湯もあり、今もそのまま営業している。和洋折衷のようなタイルづくり。浴槽は大人でもちょっと深いと感じる。少しだけゆっくりお湯に浸かる。

仕事の事情で、帰りは急ぐ必要がなくなったので諏訪から少しだけ一般道を走る。渋滞の高速をのろのろ走るよりは、ある程度、スムーズに走れる下道の方が面白い。整備された大き目な道路は走りやすいけれども、かつての街道そのままのようなやや狭い道はうねうねとしている。が、そういう道を走る方が面白い。東京の端っこくらいまできてから高速へ。なんやかんや22時過ぎ頃に都内へ。