東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『歯の治療や訃報を知り』

朝、少し早起きをして出かける準備。電車に乗ると腹痛。渋谷でトイレに駆け込む。ギリギリセーフ。不意の腹痛に耐えることができなくなってきている。

それからずっと前に予約していた歯医者へ。忘れていたけれど、虫歯治療を終えてから、予防歯科に少し通うことにした。3週間前ほどに歯石をとるやらどうたら言われるがままに治療を受けて、今日はその結果を聞く。歯ぐきからの出血の具合で歯の調子調べるらしいのだけど、以前に比べるとだいぶ良くなっているという。本当かどうかはわからぬが、それはそれでありがたいこと。で、次の予約は9月末。なんだか先のことのように感じる。

それから、少し新宿の方へ戻る。昨日、落としたPASMOを探しにダメもとでスマホを落としたあたりを歩いてみる。と、PASMOが落ちていた。公道上だったのが幸いだったのかもしれない。側溝付近に落ちていた。無事に見つかって良かった。

その後、あまりにも髪が伸びて鬱陶しかったので、1000円カットで、髪を切る。注文は「とにかく短く」。1000円以上の勢いでバッサリ切ってもらう。横や後ろのもさっとしていた部分がだいぶさっぱりする。

それから仕事。いろいろ。精算などのあまり好きではない仕事も。と、とある電話。またいろいろと問題が生じる。あっちいったりこっちいったり。

仕事終わりの帰りの電車に乗っていたら、酔っ払いか、やたらとバタバタと動く目障りな男性がいた。よく見ると、前歯が1本しかなく、それ以外の歯が無い。そしてしきりに「この電車、埼玉に行っちゃうよ。埼玉行っても何もないよ」と大きな声でわめいている。そして、「埼玉には行ってらんないからね」と途中下車していた。酒で酔うのは構わないが、鬱陶しいから周りには迷惑をかけんでくれ。

ネットを見ていて、ナカゴーの鎌田さんの訃報を知る。38歳。面白いと話題の劇団で、いつか見たいと思いつつ、いつもタイミングを逸していた。僕よりも6歳も若いのにお亡くなりになられてしまった。自分よりも歳下の方の訃報は堪える。それで、なぜか、ふと宮沢章夫さんのWEB日記を読み返す。2002年頃の日記。日々の出来事を綴っている。こういった言葉に、今も僕は刺激を受ける。その当時、『メールはなんて便利なのだ』という記述がある。まだメールが新鮮だった時代。とはいえ、わずか20年前だ。

帰宅すると、昨夜逃げ出していた猫がガレージで丸くなっていた。玄関を開けると飛び込むように家の中へ入ってきた。ならばなぜ、昨夜脱兎のごとく逃げ出したのだ。後から習い事から帰ってきた娘が、最寄りのコンビニで店の中に入ってきた蝉を、店内から出すのを手伝ったら、お礼にフラッペをもらったという。