東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『連休真ん中の土曜』

早朝からの仕事があり、朝5時起床。車で移動。この季節の早起きは寒くて辛いけど、準備を終えて外に出ると、それはそれで気持ちが良い。で、あたりまえだけど、どんだけ早朝でも歩いている人や、車はいて、起きている人は起きている。

車でやや東京郊外まで移動してから、別の仕事でまた都内に戻る。東京行ったり来たり。少し落ち着いた昼前、さすがに少し限界がきて、車中で仮眠。この時間には陽がでてきて、少し暖かい。

事務所に戻って作業いくつか。それが終わってから、また夕方、仕事で移動。合間にぼんやり空を見上げたら、なんの鳥かわからないけれど、2羽、交差するように飛んでから、街灯の上に乗っかった。ぼんやりそれを見る。

仕事を終えてから、ふと、サウナに入りたくなり、スーパー銭湯を探す。比較的郊外で、車で移動しやすいところに決めて移動。車中で、なぜか久しぶりにくるりの「図鑑」を聞きつつ。

土曜の夜だからかスーパー銭湯、猛烈に混んでいた。それもうなずける。温泉に入ったあと、サウナ、3セット。汗をかきつつ、外気浴でひんやり。気持ちが良い。

帰り道、車の中から、満月が見えた。もう少し暖かくなったら、川べりなんかで満月みながら、缶ビール1杯くらいでいいので飲みながら、ゆっくりと話をしながらら過ごしたい。何か約束が無いと時間を取れないみたいになっているところもあるけれど、「月でも見に行こうぜ」くらいのノリで、でかけたい。

家に帰ったら、ふろ上がりの娘がいて、少し話す。3月に参加するお芝居は順調とのこと。

ストレッチしながら「不適切にもほどがある」をみつつ。観終わってぼんやりしていたら、いつの間にか寝落ちしており、猛烈な寒さで目覚めて慌てて布団へ。

『プールと想像ラジオと』

一度、ふっと目が覚めるがまだ5時台だったので、もう一度寝る。そのあと、目が覚めたら9時になっていたので、慌てて、缶ゴミを捨てに行く。祝日シフトで幸い、まだ回収にきてなかった。

やることもあったけれど、午前中は余裕があったので、しばらくぶりにプールへ。地元の区民プール400円也。午前中に行ったものの、意外と混んでいた。平泳ぎやクロールで、ひたすら25メートルをいったりきたり。どの程度、泳いだか忘れたけど、1時間程度で、さすがに疲れる。試しに、25メートルを全力で泳いでみたら、23秒くらいかかった。ネットで調べると、未経験者の平均程度らしい。競泳選手の記録は11秒とかだという。ほんとかよ。僕が半分くらい泳いでいる間に着いちゃうのか。

プールを出てから、一度、家に帰り、少しばかりパソコン作業。それから、電車に乗る。あまり目的地があったわけではないのだけど、いとうせいこうさんの「想像ラジオ」を読みながら、電車に揺られる。以前もこの日記にも引用していたが、人間は生きている者と、死んでいる者が、それぞれ影響を受けあいながら生きている。僕らは死んでしまった人たちからも影響を受けて、今を生きている。それは、あとがきの解説でも書かれている、樹木が、さながらら、外側の若い幹が、内側のすでに死んでいる部分を抱えながら生きているように。相互に影響しあっている。
https://tokyomoon.hatenablog.com/entry/2021/05/09/000000

ここ最近、50代や60代など、僕よりも10歳程度しか離れてない方の訃報を耳にすることがあり、打ちひしがれている。特に、癌などで辛い最期を向かえた方の記事を目にすると、死ぬことが怖いと感じる。死ぬことが怖いのではなく、死に至るまでの経緯か。例えば、眠るように、そして、そのまま、目を覚まさない、みたいな死に方ならば、それはそれ、と思えるような気もする。

そんなこんなで電車に揺られながら、「想像ラジオ」を読んでいたら、川越まで行き、それから、元町中華街まで行き、で渋谷に戻るという結果になった。

そういえば、その車中、元町中華街から乗ってきた人たちが、楽しそうに話をしている人が多かった。隣同士で世間話をしたり、4人くらいの集団が、向かい合いながら、座って、話をしたり。そういえば、コロナ前はこんな風に会話をしながら電車に乗っている光景が当たり前だった。ようやくそういう風景も日常に戻ってきたことがなんだかうれしかった。とはいえ、都内に近づくにつれて、静かにはなってきたけれど。

夜、仕事をしてから、帰宅。筋トレしつつ、バラエティを観て、就寝。

『朝から仕事の日』

朝6時半起床。仕事があり、諸々準備をしてから、車で新宿方面へ。とある場所へ。詳しいことは言えないものの、昭和初期に建てられた建造物の中での諸々。やはり、そういう建物の持つ、なんというか雰囲気っているのは、作り物には無い何かがある。

それが終わってから、事務所に戻り、作業諸々。とある件で、微妙なトラブルに巻き込まれ、できるだけ、よき形で対処をしたつもりだったが、そうであっても別の方面から文句を言われ、うーん、行き場なし。「そういうこともしっかり気を付けておくように」と言われてしまうと、それまでなのだけど。

別にそれがあったから、ではないのだけど、久しぶりにビールが飲みたくなり、夜ご飯を買いつつ、缶ビールも一本購入。小林賢太郎さんの「うるう」という舞台公演が、youtubeで配信されているので、それをぼんやり見つつ、飲んでいたら、酔いがまわってしまい、いつの間にか寝落ちしてしまっていた。目が覚めると、猫が横にいて一緒に寝ていた。それで寒さはしのげたが、申し訳ないが、猫をどかして、布団の中で潜り込む。

『漱石の日』

朝7時50分、起床。微妙な朝寝坊。うちの家の近くのコインパーキングが朝8時までに出すと、深夜料金だけでいいのだけど、朝8時を超すと、日中の料金が課金される。1分間に合わず、料金が課金されていた。まぁ、けちるのもあれだけれども、微妙な寝坊も情けない。

とある仕事で、新幹線チケットをネットで購入するやり方を若い人たちに教えてもらう。おっさんなので、アナログ思考で、すぐに、緑の窓口に行きたがり、ネットで購入を避けていたのだけど、教えてもらうと、非常にスムーズ。緑の窓口でやれていたことが、ネットで完結する。おまけに自分の持っているPASMOなどの交通系ICカードに、その購入情報を移行できて、改札を通るだけで、新幹線の乗れる。つまりチケットレス。世の中、どんどんそちらに向かっている。

仕事関連で、気分次第で、日々の対応まで変わる人がおり、顔色を窺わねばならぬのが面倒ではある。まぁ、そういうのは性格の問題だし、自分もそういう一面がある可能性もあるので、何も言えず。

人から教えてもらったが、今日は「夏目漱石の日」らしい。てっきり命日か何かなのかと思ったら、何かしらの称号を文部省からもらえる話だったのを「自分に肩書は要らない」と辞退したことから、この日をそうしたらしい。なるほど。人それぞれだ。片一方で、機嫌を取らないと不機嫌になる人もいるわけで、人間、なんにせよ、個人の考え方次第。

たまたま見ていたyoutubeで、yoshiという方の、平安時代に作られた京都の都と、アメリカのワシントンの都市の作りの中に、共通点を見出す動画が面白かった。

『春の嵐と暖かさと』


朝7時半起床。ゴミを捨てて、朝食を食べる。朝風呂に入り外へ。雨が降っていたようす。ただ、寒くはない。今週は朝、晩、車の仕事がある。

朝、車を走らせていると、雨が降り出す。そんなに降らないかと思ったけれど、結構降る。

車の仕事を終えて、事務所へ。とあるミーティング。で、若い方から思いもよらぬ発言が出る。結構、さらっと言ったので、おそらく本人は特に大したことを言っているつもりはないのだろう。思いっきり世代を感じるし、考え方が違うのだなぁと実感する。ドラマ「不適切にも程がある」の、冗談みたいなやりとりに近い出来事が自分の身近でも起こるとは思わなかった。

本人にそこまで自覚はないのだろうが、とはいえ、ちょっとショックもあり、その後、なんとなく落ち込む。とはいえ、気にしすぎても仕方がないのだけど。

なんやかんやと仕事を終えて、夜。仕事先で、人と少し話す。誰かと話をするとき、きちんと、相手の話を聞いて、そこからいろいろと引き出すようにしていかなければならないとつくづく思う。

話変わって、「きょうだい心中」という歌がある。すっかり忘れていたのだけど、中上健次さんの「枯れ木灘」にもその歌詞が引用されていて、先日、本を読んだ知人が「きょうだい心中」のことを教えてくれた。その知人が滋賀と縁があり、この歌詞の歌とゆかりのある地域の出だった。とはいえ、この曲のことは知らなかったらしいけれど。

歌詞を要約すれば、妹に恋してしまった兄が、妹に一夜を共にしようと求めるが、妹はそれを「自分には男がいる」と拒む。怒った兄は、妹が証言した男(虚無僧)を探し出し殺めてしまうが、実はその虚無僧は妹が変装した姿で、兄は妹と手にかけてしまった、という流れ。近親相姦による悲劇は、はるか昔の神話から用いられるテーマだが、こういう普遍的なテーマが、世界の様々な物語で語られているのは興味深い。そして、嘘か本当か、そういった題材をもとにした歌が、祭りで歌われていた地域がある、かもしれぬ、というのも驚く話だ。

夜、車で帰路。雨雲の状況によるのか、ところどころで雨に降られる。変な天気。春の嵐のような雨。2月半ばでこういう雨もあるのだなと思う。

帰宅して、筋トレ。深夜1時過ぎ、就寝


朝7時半起床。起きて朝食を食べて車で出社。2月半ばとは思えぬ陽気。予報では20度を超えるとのこと。

車での仕事を終えて、事務所でいろいろと作業。なんやかんやと時間が過ぎていく。やらねばならぬ仕事を終わらしたり、少しズルズルと時間だけが過ぎていったり。あとから、「ああ、あれを忘れていた」ということがあるのだけど、それをやろうとするには、もう集中力が持たない。

夜、再び、車で仕事。運転しているときは、少し息抜きもできる。夜になっても寒さはほどほど。明日は気温がグッと下がるというので、寒暖差が心配になる。

観たい映画がいくつもある。メモ。「すべての夜を思いだす」「水平線」「ビニールハウス」「正義の行方」

夜、とある電話。悩ましい。とはいえ、できる限り話も聞きつつ、結論ありきではなく、なんとか、できる限り。

『穏やかな日曜』

7時半ころ、一度、目覚めるも眠気が勝り二度寝。目覚めたら朝9時。起きだして、洗濯。それから布団を干す。

朝食を食べてから、久しぶりに新宿御苑へ。2月半ばとはいえ、とても気持ちがいい。敷物を敷いて、ゴロゴロしつつ、本を読む。いとうせいこうさんの「福島モノローグ」。それと、夏目漱石の「夢十夜」短編。

読んでいるといつの間にか眠ってしまった。浅い眠りだったと思うのだけど、妙な夢を見る。芝生の上で寝ているので、てっきり新宿御苑で寝ている現実のように思うのだけど、見えている風景が違う。そして、大きな窓の家があり、その家の庭のような場所に寝ている。うつ伏せで寝ている僕の背中に、おそらく女性と思われる人が近づいてく。声しか聞こえない。奇妙な夢だった。

目が覚める。どちらかというと、無理やり起きたような感じで、深い眠りの底から急浮上したような眩暈のような感じで、しばらく起き上がれない。

その後も閉園まで、ゆっくりする。ずっと心地いい天気で寒さも感じなかった。こんな日がずっと続けば良いなと思う。

それから、渋谷へ移動。ル・シネマで映画「ゴースト・トロピック」を観る。冒頭と最後に、とある部屋の定点映像があるのだけど、日が暮れていき、真っ暗になっていくタイムスライプと、明るくなっていくタイムスライプで構成されているが、そこまで可変しているようにも感じない。照明を作ってライティングで調整しているのだろうか。以前に観た「Here」と同様、町の中での一期一会を紡いでいく構成。「ゴースト・トロピック」は、特に、とある一日の、夜の出来事でまとまっている。

現実の中の出来事が、次第になにか不思議な力が作用するようなことまで。夢の中の出来事のようなことも起こるが、そういうことも含めて、長い一日だったのだと思う。

映画を観てから、帰宅。サニーデイサービスのライブツアーの生配信がやっていたはずで、youtubeを開いたら、残念ながらすでにライブな終わってしまっていた。

干していた布団や洗濯物を取り込む。太陽の良い匂いがする。筋トレをして、夕食を食べる。

穏やかでゆっくりとした日曜。

『あっち行ったりこっち行ったりの週末』

16日。朝、起きだして缶ゴミを捨てる。それから、東京駅方面へ。丸ビルの中の、スタバで仕事。メールをできるだけ返信。パソコン作業を早めに片づけようと頑張るが、そういう時に限って、思わぬ電話がなったりする。

とある件で、諸々移動。レンタカーを借りたり。僕が申込時の説明をちゃんと聞いてなかったのかもしれないが、クレジット払い推奨していたところを「できれば現金で」とお願いをする。すると、免許証以外で、身元を確認するものを求められる。なぜ、現金でお金を払うのに、そういうものを確認されるのかはよくわからない。

諸々、レンタカーで移動しつつ、仕事したり、いくつか。ちょっと見学で立ち寄った神社を歩いていたら、猫がいて、近づくと何匹か寄ってきた。餌をくれると勘違いされたのかもしれない。恐縮。

なんやかんやと出先で、パソコンを開けない時ほど、バタバタとメールがきたり、片づけたい仕事が終わらない。

17日。朝はややゆっくり。それから朝食を食べつつ、諸々仕事など。出先でもパソコンがあれば、まぁ、どこでも仕事は出来る。

電車移動中に本を読む。先日買った、心霊本。ドキュメンタリーのような書き方をしているけれど、実はそういった小説なのではないかと思えてくる。読みつつ、うつらうつらと眠ってしまう。気が付けばそこそこ寝ていた。

池袋まで戻ってから、再びカフェへ。仕事をしたり、本を読んだり。21時で、カフェが店じまいする時間になったので、店を出る。買い物をして帰宅。筋トレをしつつ、「不適切にもほどがある」を観たり。