東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

スポーツとナショナリズム

今日は土曜日。だけど仕事。
今月は土曜日が仕事で、日曜と月曜が休み。で、もって火曜日が夜勤になった。
月でローテーションが変わるのは気分転換になっていいけれども、今月のシフトは、今のところいいような悪いような、判断がまだできないでいる。

というのも火曜が夜勤ということは、日、月休んで火曜も夜から仕事とはある意味3連休みたいなところがありまして、有難いんだけれども、どうしたものかな。この日記は、そうなると案外3日連続更新なしという事態になる。まぁ、それはそれで仕方ないか。

そういえば今日から甲子園で高校野球がやっている。ちょうど今我が埼玉代浦和学院ががんばっている。7回裏で2点リード。別に浦和学院は僕の母校ではないけれど、それでも埼玉代表であることで応援してしまう。不思議なものだ。母郷愛のもっと狭い範囲のものなのだろうか。昨日のニュースステーションで今日の夜にやるサッカーアジアカップの決勝戦。中国対日本に際して、すこし特集を組んでいた。もちろんゲームの分析もあるけれども、やはり反日に関する懸念を報道していた。確かにこれほど日本に対して敵対心を持っていることが報道されたことも最近では珍しいのかもしれない。

その特集の中に出てきたサッカー評論家(名前は失念)の方によると、サッカーは非常に直接的なスポーツであるから、応援するサポーターも非常に熱が入るらしい。そういうなかで、特に国際試合だと、それまで気づかなかった自分のナショナリズムの気持ちが沸々湧き上がってくることもありえるみたいだという。

いうなればスポーツは国際協調の一環という側面とはまた異なって、自分の国と他の国との争いの一形態なのではないのだろうか。つまり血を流さない、領土をとらないという形で、お互いに損害を出さないようにしながら戦い、優劣を競い合うものということ。つまり戦争がものすごく変化したことによって生まれたもの。人間ってどこかで何かの帳尻をあわせなきゃならない生き物で、やはりどこかでけんかもしなくてはいけないものなのではなかろうか。で、でもケンカするたび傷つくのでは体が持たないから、あまりケガしない形態にケンカが変化した。で、またそのケンカしたものを見ることで、自分はケンカに参加しないのだけれども、ケンカをしたのと同様の結果をえることができるようになった、と。つまりは発散されているということ。だからこそ、スポーツは行われて、その上それを見る人も出てくる。だからオリンピックなんていうのも、ある意味世界大戦みたいなところがあるんじゃないか。でも逆にそういうところでうまい具合に発散されているから、それ以外のところでラジカルなことをしなくて済む。だから実際の戦争までは踏み込まないでいれるというところもあるのでは、などとずいぶん出鱈目なことを考えてみた。

そういえば会社の方で大友克洋さんの『スチームボーイ』を見た人がいた。その人はあまり面白くなかったらしいのだけど、見に行ったきっかけが面白かった。
「稲本が薦めていたから」
稲本とはあのサッカーの稲本のこと。

僕はあまり稲本のことを知らないからわからないんだけど、稲本って人は結構毒舌らしい。わりと言うことは言うタイプの人としてサッカーファンには認知されているようだ。その稲本が『スチームボーイ』のテレビCMで「ワールドカップ級の感動作です」的なことを言っているので、期待して見に行ったそうだ。なんか最近の映画のCMでよくある、あの芸能人が見た感想を述べるパターンのCMである。あれはそんなに効果絶大なのか。僕は稲本に薦められても別に意識しないけど、サッカーファンからしてみたら、意外とツボをついた人選だったようだ。その点で『スチームボーイ』宣伝部の着眼点は見事なのかもしれない。そうかぁ、稲本に薦められたら見るのかぁ。それにしても最近あの手のCM多いな。もういいかげんいいだろ。あとオスギは映画薦めすぎな気もする。いつもオスギは映画を薦めている。もう十分だろ。

A管理人のアドバイスでヤフーのIDを持つことにした。おかげさまでヤフーブリーフケースの写真を見れた。いろいろ便利な時代だ。あとA管理人ありがとう。そういえば、A管理人が日記をつけ始めたらしい。昨日アドレスを教えてもらったのだけれども、それこそこのホームページで書けばいいのではないのだろうか。だってこれ君のホームページだろ。俺の方がよそ者なのにでかい顔して書いてしまっている。BBSというものにこれほど大量に自分勝手な日記を書いてるのは確かに考えものだ。しかも人様のホームページ。いずれは僕がどかなくてはいけない。しかし日記は書きたいな。まぁ自分だけでひっそり書いてもいいんだけれども、こういう形態はまた違う面白さがあるし。それには自分でネットを持ち、ホームページを作らねばいけない。これはめんどうなんだよなぁ。だめだな、いろいろめんどうくさがっては。そうこういっている間に浦和学院広島商業に勝っていた。興奮しているのか、校歌斉唱がものすごく音痴だ。でもいい。高校生の懸命な姿はいい。夏を精一杯生きている。