東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

埼京生活『面白いことになってきた』

■ 昨日、有楽町で友人のIさんと会う。Iさんはバンドをやっていて、何回かそのバンドのライブに行っているのだけど、僕はそのバンドがとても好きだ。贔屓目なしにいい曲を作っていると思う。


■ Iさんとはいつも一緒に何かをやろうと話していて、前から一緒に何かやれればいいなと思っていた。それで最近、考えていたのは芝居と映像と音楽を融合したものだ。僕が以前に作った芝居でも、もちろん音楽を使っていたし、映像も使っていた。だけどそれは芝居を成り立たすための効果として使っていたわけで、付属として考えていた。


■ 芝居が役者ありきであるのならば、役者と映像と音楽ありきの舞台を作りたいと思った。役者も映像も音楽も当然のように存在する舞台。


■ だけど芝居に関してもまだまだ勉強不足な私なので、映像や音楽はさらに不勉強。それを全部自分で担うのは到底不可能で、無理やりやってもレベルの低いことになってしまう。ならば、気持ちいいと感じる部分を共有できる方に参加してもらって、一緒にその空間をつくれれば自分一人でなにかやるよりもそれはきっと面白いことになると考えていた。


■ それでこの前、谷川さんに映像をお願いしてみた。失礼ながら谷川さんの作品を拝見したことはないのだけど、映像を手がけたりしているという話を聞いており、それに谷川さんと話をしていると気持ちいい部分が似ているところもあるので、きっと素敵な映像を撮ってくれるのではないかと思ったからだ。


■ そして音楽はIさん。その舞台にあったサウンドトラックのような曲を作ってもらえないかということと、その曲を舞台上で、バンドで演奏してもらえないかとお願いした。


■ Iさんにそのことを話したら一緒にやろうと言ってくれた。そこでまだ手探りの状態ながら自分がやりたいことをIさんに言ってみた。Iさんはそれを踏まえて曲を作ってみると言ってくれた。それは本当にうれしいことだ。


■ Iさんは早速バンドのメンバーにも知らせてくれたらしい。音楽のことがうまくいきそうなので、その旨を谷川さんにメールしたら、近々テスト撮影に行きましょうとうれしいメールを返してくれた。


■ まだ何も決まってない段階。台本もないし、役者もいない。発表する場所すら決まっていない。仮にバンドの生演奏をするとしたらそれだけで会場の選択は制限されるし。だけど12月くらいにその舞台をやれればいいなと考えている。そのためには準備しなくてはならないことが山ほどある。


■ 役者がいて、映像があって、音楽がある。そういう空間。どうなるのかよく分からないけど、とにかく楽しいことになればいいなと思う。というか楽しくなってきた。