東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

埼京生活『照明打ち合わせ』

■ 雨が続く。


■ 今月は映画が充実している。ジャン=リュック・ゴダール「アワーミュージック」とヴィム・ベンダースの「ランド・オブ・プレンティ」ははずせないし、かつてNHKで放送された岩松了脚本の「日曜日は終わらない」が劇場公開されるのもとても気になる。(いかんせん、一週間限定公開。その上、モーニングショーのみとは。)さらに新文芸座ではなんとATG映画の特集をやるとのこと。寺山修司さんの「書を捨てよ町へ出よう」や東陽一さんの「青春の殺人者」、大森一樹さんの「ヒポクラテスたち」、篠田正浩さんの「心中天網島」はできれば観たいなと思う。


■ 昨日のこと。新宿で僕の芝居で照明をやっていただくSさんと会う。第一回打ち合わせ。Sさんは4月にやった公演でも照明をやっていただいた方で、僕が唯一直接お願いできるスタッフさんだ。東京に来てから芝居をそこそこやっているけど、スタッフさんとはどうしても一期一会といった感じになりがちで、なかなか懇意になれない。そんな中でSさんとは今回で3回目のお付き合いとなる。僕にとってはとてもありがたい存在。


■ Sさんは実はまだ大学3年生。それでもとてもたのもしい。僕が大学3年生の時は、大学のサークルの中でかなり内内で芝居をやっていたので、こうやって僕みたいな外部の人間との関わりを大事にしているSさんの姿勢を見ているとなんだかすごいなぁと感心してしまう。


■ 打ち合わせといっても、いくつか事前に判っている範囲の報告をするに留まる。というのもまだ僕の方であまりいろいろなことが決まってないからだ。その点はとても申し訳ない。さらにいろいろと頼みごとをしてしまったし、本当に寄りかかってばかりになっている。


■ それからいろいろと雑談。Sさんの大学生活の話を聞いているうちに、自分の学生時代を思い出してしまった。大学3年生の時なんて、ほんとやりたい放題だった。履修しなくてならない授業がとても少ない時期で、いつもどこかに遊びに行ってた。演劇サークルでも先輩が引退し、自分たちの学年が最上級生になったことをいいことに、自分のやりたい芝居ばかりをやっていた。大学生活の中で3年生が一番楽しかった。そんなことを色々思い出してしまった。


■ 22時くらいになってから、同じく芝居に参加してもらうY君が合流。Y君は以前、西日暮里で飲んだときにかなり酔っ払っていた実績を持つ男なので、今回はどうなるかと思っていたら、合流したときにすでに酔っ払っていた。なんでも僕たちと合流する前に、別のところで飲んでいたらしく、既にジョッキで8杯ほど空けてきたとのこと。それでこそY君。気持ちいいくらい僕の想像の上をいってくれていた。


■ あとは一気に飲み会モードに。とても楽しかった。0時前に解散。ほろ酔いのいい気分で帰宅した。