東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『防災の日と関東の地震』

■ 日中、車で走っていると防災頭巾を頭にしかとかぶって歩いてる子供を発見。防災頭巾を久しぶりに見た懐かしさに浸る前に、どうしてそんな格好で歩いているのかと疑問に思う。するとその後に、ぞくぞくと防災頭巾をかぶった子供たち(+防災頭巾はかぶってない親御さんたち)が歩いてくる。それで思い出したが、今日は9月1日で防災の日なのですな。


■ 『en-taxi』の特集が面白かったので小林信彦さんの自伝的作品である『和菓子屋の息子―ある自伝的試みー』(新潮文庫)を読んでいる。小林信彦さんの子供の頃の話、なくなってしまった『両国』とその周辺の話が盛りだくさんでとても面白い。その中に関東大震災について触れた文章もある。


関東大震災地震もひどかったが、何よりも被害を拡大させたのはその後の火災だそうな。あまりの被害だったので、国がその後に防災対策として下町の入り組んだ道路を整理・拡張しようとつくったのが今の靖国通り(その当時は大正通りと呼ばれた)だったりするそうな。関東大震災とその後の区画整備が下町の風景を変えたと小林信彦さんは語る。それは多分、そうなんだろうなとなんとなく思う。街はきっとすごい早さで姿を変えているのだろう。


■ 0時40分帰宅。で、直後に電話あり。友人からTBSで放送している『R30』という番組が面白いと薦められたのでさっそく見る。高田純次さんは59歳なのか。30代の司会者陣に「今がすごく楽しい時期でしょ。きっと30年後もすごく楽しいよ」と語っていた。それは楽観的な見方なのかもしれないけど、そういう風に考えることができることはすごくいいなぁと思う。


■ 今日の空日記。日中は雨。たまにあるけど曇ってるのに不思議と明るい空。しかし写真ではよく判らないか。