東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『褒められても、黙る』

tokyomoon2007-08-23

■ 食生活がよろしくないのか、それとも何かが不規則なのか。どでかい口内炎が下唇にできており、しゃべったり食べたりしてそこに刺激を与えると尋常じゃなく痛い。なので、次第に無口になり、食べる速度も遅くなる。「そうですね」といいたいところなのだけど、極力口を動かしたくないので「そうでふね」となる。一向に構わない。こればかりは仕方がない。許していただきたい。


 仕事も遊びも無口になる。なので、職場の上司がコインパーキングの支払いを1万円札で行い、そのおつり9千円分がすべて500円で出てきても、神田にあるラーメン屋に連れて行ってもらって美味しいラーメンを食べさせてもらっても、俺の反応は薄い。無口だからだ。そして、また、職場の同僚が仕事のことで話をしている最中、突如「そのシャツの襟いいっすねぇ」と不可解なことを言ってきて、「な」と多少うろたえても、それ以上は口にしない。ただし心の中では「なにをいつているのだらふ」とエセ古風な言い回しで突っ込みをいれている。それが筋ってもの。


■ そういうわけで、なんとなく口をだらーっと開けっ放しの俺は、細野晴臣さんのトリビュートアルバム『細野晴臣トリビュート・アルバム』を黙って聴いている。


■ 久しぶりに雨が降った日。地面の熱が奪われて少しだけ過ごしやすい1日だった。