東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『祭りが終わると夏が終わる』

■ ばたばたとした数日を経て、昨日からのんびりと過ごす。


■ 以前、海に行った面々と花火をやろうということになり、自転車で西日暮里へ行く。巣鴨まで商店街を通り、そこから国道17号、不忍通りを経て西日暮里へ。巣鴨からゆるやかな坂道を下っていくので、行きはよいよい。


そこから尾久橋通りを進み、荒川へ。扇大橋からの荒川というのを初めて見たのだけど、なんとも壮観。とりあえず荒川のでかさよ。そして、川沿いを首都高が走り、新しく出来るモノレールの高架の、そういう立体的な造形がなんとも迫力あり。すげえすげえと騒ぐ。


それから花火。夏のラストを飾るつもりの花火をする。花火がキラキラするのはやはりなんともきれい。


それから近くにある友人の家へ。とても広々としている部屋で、窓やベランダも大きくて、すごくいい部屋だと思った。

夏は花火で終わったので、これからは秋ということで、ベランダでさんまを焼くことに。それと家の主が腕によりをかけた秋尽くしの料理を作ってくれた。それがこれ。



さといもやれんこん、さつまいもといった素材を使った料理のあれこれ。ここには映ってないけど、他に栗ご飯もあった。とても美味しかった。


窓を開けると風が入ってきて、とても涼しい。他愛もないことをいろいろ話す。田口トモロヲさん、最初にその名前を文字で見たとき、『口』もカタカナの『ロ』に見えて、田ロトモロヲさんと読んでしまった話とか、雅彦という名前をつけると誰でもかっこよくなると勝手に決めて、松瀬雅彦にしていろいろ良くなればいい、とか。楽しいなぁ。


あと『となりのトトロ』に関するこういう噂について検証しようということにありなり、レンタルビデオを借りて、みんなで見てみようという話になったのだけど、レンタル屋に『となりのトトロ』が置いておらず、仕方がなくとDちゃんが借りてきたのがなぜか『殺し屋イチ』で、それを痛さに慄きながら鑑賞した。途中、映画に飽きたKさんの「世の中の28歳が絶対にしないくだらないこと、例えば今(その時、深夜3時過ぎ)から80キロくらい散歩しよう」という提案は即効で却下に。いろいろ楽しんでから就寝。


 朝、会が終わって、家路に帰る際、空の感じがとても良かったので荒川を撮ってみる。



右手に映るは、来年開通予定の新しいモノレール(の高架)。すでに試運転を始めてるとか。荒川はなんだか空が広い。帰りは、都電荒川線に沿って王子を抜けて、122号を池袋方面へ。飛鳥山公園にかかる急な坂道は、昨日の下り坂の代償。朝一から立ちこぎ。それもまたヨシ。


■ それで、さすがに今日はなんだかぼんやり。日中、大山の商店街を初めて散歩。かなり大きなアーケードになっていて、驚く。商店街を歩くのは楽しい。散歩の途中で、立ち寄った神社で、なにやら味わいのあるイラストを発見す。


とそれで少し昼寝。夕方になって起きると、祭囃子が聞こえてくる。時期を合わせているのか、豊島区の、僕の住んでいる付近は、今週どこも祭りをやっている。神輿を担ぐ人たちの声が聞こえてくる。ベランダからぼんやりとそれを見る。祭りが終わると夏が終わる。僕は、昨日、すでに花火で夏を終わらせていたけど、確かにその時吹いていた風は、秋を思わせる涼しさがあった。