東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『月と週末』

tokyomoon2007-11-19

■ 週明けからいきなり終電で帰れない事態になった。それは前から判っていたのだけど、今週はかなり仕事に忙殺される日々が続くことになる。週末の三連休もすべて仕事。中途半端に休むよりは、いっそその方が気持ちの良いけども。ただ、残念なのは、大学時代にお世話になった助手の先生から週末に会って飲まないかという連絡をもらったのにそれに行けない可能性が大なこと。残念だなぁ。なんでもその先生、2人目のお子さんが今日生まれたとのことで、いろいろめでたいのに。久しぶりにゆっくり話をしたい。うーん、早く終わらんかな、仕事よ。


■ で、この前の土日は充実していた。土曜日は朝から国際展示場でやっていたデザインフェスタに行く。友人のバンド、かげわたりがそのライブステージに参加することになっていて、それを手伝いつつフェスタを満喫。もうかなりの回数、このイベントはやられていたみたいなのだが、僕は今年までまったく知らなかった。とてつもない数のブースが会場に並んでいた。


自分が形にしたものを発表したいと思う人と、発表する場を提供する人たちがうまい具合にいるっていうのは恵まれてることなのだなぁと思う。なかなか、こんなでかい会場で、これほどの規模のイベントをできるなんて滅多にないし。可能性のあるイベントなだけに今後も続いて欲しいなと思う。単純に観ていて楽しかったし。のりとしては学祭のような印象は受けたけど、中には刺激を受ける展示もいくつかあった。盲学校の人たちが作った人の顔の像とか、木で作られたかまきりなどの虫の展示。それといくつかの写真やデザイン。あと、かわいい猫のTシャツ。猫がな、かわいいのな。そしてそしてかげわたり、初の野外ライブ。開けた空の広い場所で、夕焼けがいい具合の気持ちのいいライブだったと思う。


■ それから日曜は友人Fさんの結婚式に参加するため舞浜へ。日曜の舞浜はやたらと人がいる。夢と魔法の国が近いから。


Fさんと会ったのはいつだったか。5年くらい前になるのか。阿佐ヶ谷のヴィオロンという喫茶店で、僕はFさんが作った作品に参加をした。それが縁で、そのあとに『月を見にいく』という芝居をFさんと作った。東京に来てから初めて自分が書いた芝居だった。就職して、芝居をやめて1年以上過ぎたあと、久しぶりにめぐってきた芝居をやれる機会で、とっても楽しく、芝居を作った記憶がある。今、これをやりたいということをストレートに出した芝居だった気がする。その芝居をみた大学の頃に一緒に芝居をやった仲間たちから、以前と変わった、というようなことを言われたけど、素直に今、俺はこれを作りたかったのだと言えた。今、また、あの時とは違う意識で芝居に向きあってるけれど、あの時の、あのよろこびはずっと忘れない。この日、式の会場で、その『月を見にいく』を一緒に作った面々と久しぶりに会った。他にも、式にはかげわたりの家常さんや芝居仲間のMくんが出席。考えてみると、家常さんと出会ったのも、Mくんと出会ったのも、Fさんとの出会いがきっかけだったし、僕が東京で芝居をやりはじめることが出来たのも、この出会いからだったと言える。出会いの縁というのはあるのだと思う。


ガッチガチに緊張しているFさんは、やはりあの時と変わらないFさんだなぁと思った。結婚式は喜びにあふれている。幸せな人を見るととても楽しくなる。


式の後、家常さんとMくんと、それから一緒に式に参加したSさんと四人で舞浜のファミレスに行き、さらにいろいろしゃべった。さらにその後、SさんとMくんと別れてから、家常さんと池袋で話す。気がついたらもう23時をまわっていた。たっぷりといろいろ話せて楽しかった。


■ そういったわけで充実した日々でした。今日も気温は低かったけど、朝から晴れて、ああ、なんか最高だなーと思いながら洗濯物を外に干して会社に行ったら、夜に雨が降るのな。愕然としましたね、これは。雨め。せっかく日にたくさん当たっただろう服が、台無しだし。うーん、なんか、イライラした具合で月曜が終わり、残念だよ。