東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『酒の席あれこれ』

tokyomoon2008-08-15

■ 演劇の学校に通っていた頃の同期の仲間数名と吉祥寺で飲んだのは8日のこと。仕事があって遅れて合流すると、それこそ卒業してから初めて会うんじゃなかろうかというくらいご無沙汰していたIさんにまじまじと顔を見られ「変わったねぇ」といわれた。で、どの辺が変わったのかと聞くとIさんは答えた。

「髪が伸びた」

それが8年ぶりの感想なのだから、つまりそれほど変わってはいないってことだろう。そもそも髪もそれほど伸びてないし。


■ また別の飲みの席の話。隣の席に座った人たちの話し声が、隣の人たちの会話する声のでかさによってこちらにビシバシと聞こえてきた。それによると彼らは共通の知り合いが何かに似てるという話をしているようだったが、その例えがすごかった。


「あいつはね、新型中央線に似てるよな」


それは果たしてどんな顔なのか。


■ それで、職場の同僚にその酒の席での話をしたところ、その同僚が「俺はね、隣の席の会話を聞いていて我慢できずに会話に入っちゃったことがあるよ」と言ってきた。

同僚は、その日友人と、酒をがっつり飲んでいたそうだ。良い具合に酔っていると、隣の席から会話が聞こえてきた。
「やっぱりね、趙雲だよ」
「そうだな、趙雲だ」
その会話に同僚がピンと来たのは、趙雲という言葉に三国志好きのアンテナが反応したからだそうな。それで詳しく会話を聞いていると、どうやら蜀の国にいた武将のうち、誰が一番すごいかという会話をしており、その武将が趙雲ということにまとまりそうだったらしい。酒に酔っていたこともあったのだろう。同僚は我慢できなかったらしい。そして彼らの会話に突然割り込んだ。
「いや、蜀といえば馬超だ」
同僚と一緒に飲んでいた友人は焦ったらしい。何せいきなり隣の席の会話に乱入したのだから。怒られるのかと思った瞬間、隣の席の人が口を開いたのだという。
「そりゃ、馬超も判るけどさぁ」
そのまま、同僚も加わり三国志談義が続いたのだという。


■ というわけで、なぜか酒の席の話題が豊富だった今日この頃。決していつも飲んでいるわけではなく、バタバタとした日々を送っておりました。暑い日が続いてますが、元気です。そして8月も後半戦へ。