東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『2009年の3日間』

■ 2009年を迎えるにあたり、年末に気になる事が2点。年明けに実家へ帰る旨をメールした際に、母が絵文字込みの文章でメールを返してきたこと。そして、正月に困らないように、銀行からお金を下ろそうとした際に、暗証番号をド忘れてお金を下ろせなかったこと。どうしたのだ、母と俺の脳。上達と退化を痛切に感じ、年は明けた。


そして、2009年。朝起きてから外へでかける。初詣というやつをきちんとするようなまめな意識はないのだけど、出かけた流れで鬼子母神へ。詣でというより大銀杏を見たいと思った。当然なのだろうけど、参拝客が多い。露天も数店でている。すっかり落葉していたけれど朝日を浴びた大銀杏は、さすがの佇まい。




帰りに境内で売っている団子を購入。


■ ダラダラとした1日を過ごし、2日に実家へ。11月に還暦を迎えた父に遅まきながら祝いの品としてコーヒーメーカーとマグカップのセットを。その組み合わせにさして理由はない。確かに事前にきちんと言ってなかったのだけど、「あ、今日泊まってくの?」と全員に驚かれる。母は慌てて僕の部屋の掃除に取り掛かった。すでに僕は客なのである。


  久しぶりに父や母、それに兄と話す。兄が前に会ったときよりも太っており、でかいが体いっそうでかくなっていた。そして母はよくしゃべる。絵文字メールに関して聞くと「でしょう」と得意げになっていた。夜は近所に焼肉を食べに行ったのだけど、会計直前に店員から渡されたアンケート用紙に、なぜか真面目に答える父と兄。店の評価は両方80点だった。概ね気に入った模様。


■ 3日。昼食を食べてから実家を出る。兄が車で送ってくれたので、ついでに近所にできた現時点で、日本で一番でかいとされるイオン系列のショッピングセンターへ。駐車場に入るところから苦戦する。やたらとでかいビレッジバンガードにて牛の絵の入ったかわいい手帳を購入。今年は手帳を使おう(目標)。ひとまず、兄に家を案内。兄は父母に見せるということで部屋と猫を携帯でパシャパシャ記録。それからラーメンを一緒に食う。


  僕が大学在学中に、いつの間にか建て替えていた家も、築10年を迎える。まともにその家に住んでいたのは、そのうち1年ほど。愛着はないわけではないけれど、気付けば僕はもう客のような立場になっていた。来るたびに変化もあり、変わらない場所もある。意外と星が見えるところとか。周りにあったたんぼはずいぶん姿を消した。発展しているとは決していえないようなあれだけど、ともかく街は変わり続けている。


■というわけで、今年も始まった。猫は気持ちよく布団の上で寝ている。