東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『静かな学校の記憶』

tokyomoon2009-03-30

■会社の近くにある小学校の前を歩いていて、あれっと思った。誰もいない。校庭にも教室にも。考えてみれば春休みの最中。そうなのかと思うものの、いつもは子どもの声がわーわーと賑やかな校庭や教室に誰もいない(当然、教師の方々は来ているのだろうけれど)というのは、何やら不思議な視界。


そういえば、休みの学校って何かひんやりとした印象がある。断片として、ある記憶。確かそれは夏休み。遠くの、学校の外の音が聞こえてきて、学校内の静かさを強調する。なんとなく壁や廊下を手で触れる。ひんやりとしている。別に、壁や床なんて生徒がいたっていなくたって、それが持つ温度は変わらないのだろうけれど。なにか、不思議とした冷たさがそこにはあった。


■仕事で靖国通りを車で走る。靖国神社の付近、桜並木は日の当たり具合で結構花を咲かせている場所もある。それと武道館付近も。そういう季節だからかやけに人も多い。