東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ユーリ・ノルシュテイン』

久しぶりに雨が降った東京。よもや雨が降るとは思っていなかったので、迂闊にも昨夜、Tシャツとズボンを少しだけベランダに干したままにしてしまい、朝起きてうろたえる。雨と風のせいか、今日は涼しかった。今も扇風機だけで充分。

火曜の仕事後、職場の人たちと焼き肉を食べに行く。久しぶりの焼き肉。肉、焼いてなかった最近。職場の人ともそれほど夜に食事に行くことがなかったので、いろいろしゃべる。そして食べる。

小栗康平さんの『映画を見る眼』で書いてあったユーリ・ノルシュテインの『話の話』が観たかったので『ユーリ・ノルシュテイン作品集』というDVDを購入。届いたDVDから、『25日・最初の日』『ケルジェネツの戦い』『狐と兎』そして『話の話』を観る。とくに『話の話』は良かった。この良さは、なんなのだろう。アニメーションだからこそ出来ることがそこにはたくさんあって、豊かで、もの悲しい。説明的な部分はなく、イメージの連鎖としていくつものシーンが描かれているのだけど、それがすごくいい。大好きです。