東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『amazonの喜びと哀しみ』

amazonにはお世話になっているのだけど、基本的にDVDか書籍を購入する場合が多い。というのも、入手が難しい品物がamazonでは少なからず存在するから。というわけで新譜のCDなどは大体タワーレコードなどに買いに行っていたのだけれど、このほど、くるりの新しいアルバムを買おうと思い、amazonを調べると初回特典盤3,200円が2,500円で売っていた。そのうえ送料無料。なんもせんでこちらの希望の宛先に届くわ、安いわで、これは一体どうなっているのか。しかも事前に注文していたら、発売日である8日の前日、つまり7日の昼には手元に届いたのだ。おそるべしamazon


一方で驚愕の事実を知ったりもする。先日、S君と行った新文芸座のオールナイト。近々、タル・ベーラ監督の2作品を上映するとのことで、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の予告が流れたのだけど、これがかなり面白そう。S君は別の機会に観たことがあるらしいのだけど、140分を越す映画なのに37カットしかない強烈な長まわし映画なのだとか。これはいやがうえにも期待が高まる。行きたいなと思うものの10月は無理と思われ、フラフラとamazonを訪れた。そこで知る驚愕の事実たるや。中古品が29,800円で売買されている。みてえけどたけえよ。というわけでamazonに悲喜こもごもあり。

ヴェルクマイスターハーモニー公式サイト



先日、温風をだすエアコンの件で仲介の不動産屋に電話をしたところ、業者から連絡をさせるとの返事を受けた。しばらくしてからエアコンのメーカーであるサンヨーのお客さまセンターの、驚くほど丁重な話し方をする男性から電話がくる。
「この度はまことに、大変失礼いたしました」と開口一番あってから、ことあるごとに、文節ごとに詫びの言葉が入り、ひとまず土曜に修理の人を派遣してもらう運びとなった。丁重な男性は、最終的には、むこうからかけてくれたのに「本日はお昼時にお時間取って頂きありがとうございましたぁ」と言って電話を切った。職業柄だろうけれど、丁重さには本当に感心する。
して、今、ふとエアコンのスイッチをいれたところ、なぜか軽快に冷風をだす。これまでの温風はなんだったのかというくらい心地よい冷風。どうなっているのだ、エアコン。このまま土曜になってしまったらまずいじゃないか。あの丁重な男性の、丁重さに対して、頭があげられない。まずい、しかし快適だ。冷風最高。