東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『君のトモダチ』

tokyomoon2011-06-20

日曜日。かげわたりのギター、鈴木君のところに3月に産まれた娘さんを見に行く。レンタカーを借りて嫁氏と娘子を連れて。高速道路が1000円で通れる最後の日であったものの、鈴木君のところまでは1000円以内の高速料金でいける距離なので特に恩恵も受けず、というわけで下道で目指す。


鈴木君のところの娘さんは3月に産まれたので、まだ3ヶ月。体重も5キロくらい。我が娘子もこのくらいの時があったと思うのだけど、なんだかずいぶん遠い過去のように思える。なにせ、我が娘子、現在10キロオーバー。圧倒的にでかい。何もかも。僕らは「こんな頃もあったんだねぇ」としみじみし、鈴木君たちは「こんな風になるんだねぇ」とつぶやいてみたり。

冷静に考えれば、我が娘と鈴木君の娘さんは同学年になる。僕自身、3月生まれのいわゆる早生まれだったけど、学校とかでそのことがコンプレックスになるようなことはなかったが、こうやって新生児期に見比べると6ヶ月の出産時期の差がえらい違いなんだとびっくりする。日々、成長。


興味深かったのは、嫁氏が鈴木くんとこの娘さんを抱っこしたとき、娘子が猛烈に泣き、嫁氏のズボンの裾にすがりつく様に飛びついたこと。嫉妬。そういう感情が娘子にあることに驚く。代わって僕が、鈴木君の娘さんを抱っこしたときは、泣きはしなかったので、軽くショックではあったものの、一応ベソをかくくらいのリアクションは取ってくれたので、絶望するまではいかず。


両家族で買い物などにも出かける。幼児グッズを販売する店をうろつくのが、互いに楽しい。最後はなぜかみんなでプリクラを撮る事に。プリクラ。よもやこんな時に撮るとは。娘子、人生初プリクラ。それにしても最近のプリクラの何やら過剰に『』付きの『美』を提供する感じよ。撮った本人さえ他人に見える。


「初めての友達だね」と鈴木くんが言ってくれた。それぞれもう少し大きくなったらもっといっぱい一緒に遊べるだろう。そうなったらホントに楽しい。今はまだ、不思議そうに見つめる娘子。友達なのだ。いろんな人に出会って行ってほしい。