東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『そして久しぶりに覚え書き』

脚本に関しては、監督に委ねつつ、課題はありつつも少し手が離れたような状態。で、その後に仕事の方で関わっていた映像の編集などをやりつつ。ここに来てファイナルカットを駆使することが多い。気がつけば、前職と同様なくらい、パソコンも持ち歩いている。やはり個人的にはMacが使い慣れている。


で、直前までバタバタしつつ、その映像も無事終了。本日、ひとまずの仕事納めとなり一息ぼんやりしている。


どうも脚本のことを考えていると、日記まで手が回らない。余裕がないと書きとめておくことに意識が回らない。で、気がつけば年末。


2つほど覚え書き。


仕事の関連で、とある映画の試写に伺わせていただく。まだ初号試写の段階のもので、現在は予告編さえも出回っていない日本映画。おそらく公開は今年の秋以降だろう。そういう作品をいち早く見せていただけるというのは貴重な経験だと思う。有り難い話。

脚本を書いたこともあって、そういう視点から映画を観る気分になっている。僕自身、構成とか漠然と考えて書き進めるので、例えば、このくらいの時間でターニングポイントがあり、ここで盛り上げてクライマックスへ、というような、きちんとしたものを考えることはあまり無い。今回脚本を書いていて、そのあたりの自分の雑さを痛感した。ガチガチに骨組みばかり考える必要もないとは思うけど、やはり観ていると巧みな脚本は、やはり、あるのだと思う。

試写で観た映画の冒頭部分、メインの役者の生い立ちを、そのキャラ設定を説明するかのようにテンポ良く描く。年代ごとに役者はぽんぽん変わり、やっと大人になってメインの役者が出てくるが、そこまでの数分ですっかりキャラクターが判るようになっていて非常にうまい。で、その後ものの数分で結婚までが描かれていわゆる物語のベースがイントロだけで仕上がってくる。なるほどなぁと思う。

勉強になりつつ、試写も堪能。


24日は祝日で、この日は僕の家でクリスマスパーティーを開いた。どれくらいの人が来ただろうか。15名以上はいた。うち、子供2名。ほかに猫2匹。集まった集まった。家常さんや、鈴木くん夫妻、久しぶりに『東京の果て』に出てくれたIさんも来てくれた。さすがに家の中はぎゅうぎゅうだったけど、そんな中でみんなで車座になってクリスマスパーティー交換会などもやった。こういう場に、我が娘子など自分たちの子供が加わって行くというのが、本当に時間の経過を感じる。久しぶりにあった鈴木くんの娘さんと時に仲良く、時に喧嘩しつつ、にぎやかにやっていた。娘子にも、僕が楽しいと思う空間を共に共有してほしいなと思う。

で、1次会がお開きになった後、酒好き話好きの面々が残って二次会。いろいろじっくり話をしたりする。いずれにしても、30代になってそれぞれが忙しくなって、本当に集まる時間が減って来た。そんな中でも何か動きたい。何かをやりたいのだ。