東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『春一番が吹いて』

昨日、代休をもらって家でゆっくりしていた。洗濯をして服を干そうと思ったらとてつもなく強い風が吹いていた。春一番だなと思いつつ、あまり深く考えずに服を干し、布団を干したところ、干していた布団までもを吹き飛ばさんばかりの強い風。春一番を甘く見過ぎた。


日中、振込などがあって出かけたところやはり風が強い。娘は風が愉しいらしく笑っていた。確かに風は面白い。僕も風が強い日は無駄に風に当たろうとしていた。いつもとは違う感じが愉しいのだろう。


家に戻り、昨夜放送されていた映画『アラジン』を娘と観る。映画は字幕版だったので娘には言っている意味が分からない。キャラクターがしゃべる毎に「なんて言っているの」と聞いてくる。最終的には、言っている内容ではなく、観ている画を追って楽しんでいるようだった。夜には『天空の城ラピュタ』を観ていたのだけど、娘は途中で出てくるポムじいさんというキャラクターの「さぁ、おあがりー」という台詞がすごく好きらしく、その台詞が出てくると愉しそうに笑っていた。なんというか、娘の面白いツボを垣間みた気分。


夕方。少し散歩。理由はわからないのだけど、近所の公園のジャングルジムがなぜか撤去されしまったのだが、さらに昨日は、その横にあった滑り台も撤去の準備が進んでいた。「無くなると遊べないねー」と娘が言う。確かに不自然なほど撤去している。理由がわかればいいのだけど、わからない。


夜。娘を寝かすため一緒に布団に入る。「三匹の子豚」の話をしてというので、ソラで話を始めたのだけどいつの間にか眠ってしまい、娘から朝文句を言われた。オオカミが登場する前に寝てしまったらしい。それは話もなにもあったもんじゃない。ただ、干した布団はお日様の匂いがして気持ち良いので寝てしまう。まぁ言い訳なのだけど。