東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『18年目の宴』

tokyomoon2015-01-24

急遽、大学時代の芝居仲間で同期のAが北海道から来るという。唐突にFacebookで言うから驚く。それでバタバタと東京に住む友人たちに連絡を取り、集まれる面々で仕事後に秋葉原にて会うことに。


秋葉原駅の待ち合わせ場所へ行くと、東京に住む友人のOが前方から歩いてくる。Aはまだいない、と思いきや、Oが向こうで大勢の人に囲まれたAらしき人物を目撃したという。そちらへ歩いてみると、確かにAと思われる人物が何やら大勢の人に囲まれており、最終的にはその人々たちに一礼されて見送られていた。北海道在住でほとんど東京に出てくることなど無いAがどのような経緯でコミュニケーションを取っているのかわからぬが、謎なAだ。尋ねると、ゲーム仲間だとかいう。そして暗号のようなゲーム名をいくつも並べ、明日は大阪や神奈川から集うゲーム仲間たちとリアル脱獄だが脱出だかゲームをするというので、いよいよ不可解。全国から集うゲーム仲間て。謎なコミュニティだ。


後から合流したKと4人で久しぶりに飲む。今のそれぞれの話やかつての諸々の話など。互いに覚えていることは違い、あれはああだったと言われると、ああそうだったけなぁと思い出したり言われてもおぼろげだったりする。はっきりとしたものはもはや無いのだけれども、よろこびの手触りが心地よい感じで残っている。それはずっと今でも続いている。振り返れば出会ったのが18歳の頃で、つまりあれから約18年経っている。その時間経過に驚く。互いにそれほど変わってないなと思う。それぞれにいろいろあるわけなんだろうけど、なんにせよそれぞれ同じ足並みで年をとっているので、変化に鈍感なのかもしれない。


あっという間に2時間くらい経って終電間際になってしまった。話足らないなぁと思いつつ。大学卒業してからなかなか北海道にも行ってない。次回は、なんでもいいから都合をつけて北海道で会うか、という話になる。それがまたしばらく経ったあとだろうとしても、気にすることでもない。久しぶりなんて感覚はなく、昨日も会ったみたいに、「やぁ」とか言ってまた気軽に会うだろう。