東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『夢でロトを買う』

tokyomoon2015-04-23

職場の方が寝ているときに見た夢で見知った方が何人か出てきたらしい。起きてからその人たちの誕生日をメモしており、何をしているのか聞いたところ、その数字を組み合わせてロトを買うのだとか。夢は何かの吉兆ということもあるのだろうけど、それを参考にロトをするという発想はなかった。


風呂に入っているとき、だいたい何か本を読んでいるのだけど、昨日、本を読んでいたら急に右腕が痺れて力が入らなくなった。すぐに痺れは取れるだろうと思ったらその後も痺れは続いて、今もまだ手に力が入らない。何も持てないというわけではないけれど、2リットルサイズのペットボトルを持つと落としてしまいそうになるくらい握力が無い。なんなのだろうか。


ピート・ドクター『モンスターズインク』。ピクサー作品の中でも大好きな作品なのだけど、改めて見直すとストーリーはいろいろとおかしい。子供の泣き声がモンスターの街の電力になっているのだけど、しかし子供は触れてはならないほどの危険な存在としてもある。子供が危険であるとする根拠は描かれないのだけど、それは描かれないのではなく、描けないのだろう。おそらくストーリー的にそうでなければ進行しないからそうなっているだけだ。そして、物語の鍵となる少女ブーを無事に返すことが話の軸となるけれど、ブーを人間の国に戻すだけならば、なんども成功する機会があったけど、主人公自らそれを避ける場面もあるし、敵対するキャラクター達がなぜブーばかりに固執して泣くエネルギーを取ろうとするのかも疑問が出てくる。


でも、結局、そんな瑣末な疑問を機にさせない勢いで物語は進行していくので、製作者が「こっちへこい」と手招きする方向に僕はいつも簡単に進んでしまう。簡潔にシンプルに物語ることを軸にすえて作品を作っているから、それで作品が成立している。改めて自分が書いた作品についても考えるのは、そのようなグイグイと物語を進行させる力が徐々に衰えてしまったのかもしれないということ。それにしても、まったく架空の世界の話の設定を冒頭の数十分で物語る構成はほんと勉強になる。


今日は暖かくなりそう