東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『人生の後半に』

tokyomoon2015-05-29

仕事の要件で久しぶり会った人が少し痩せていた。どうしたのかと尋ねると、糖尿病の疑いがあり、痩せねばならないらしい。いわゆる食事制限。その人、齢35。俺より歳下。人の振り見て我が振り直せだなぁと思う。なんでも症状が、喉が乾きやすくトイレが近くなる、というらしいのだけど、それ、心当たりがあるといえばあるし。若くない、ということを戒めねばならない。


そんな最中、54歳でお亡くなりになられた俳優の方のニュースもあった。驚くのは、その人の闘病中の写真がとてもお痩せになっていたことで、最初はその俳優の方だと気がつかなかった。これまでも癌の治療をされている方の写真を見ることがあったけれど、見るたびに言葉に詰まる。自分がどんな風に最期を迎えるのかよくわからないけれど、何にせよ確実に後半戦に入ってきてるのだからなぁ。


今朝、水やお茶が無くなってしまったので、近所のコンビニに買い物にでかけた。朝7時半くらいか。普段は出歩かない時間。仕事へ向かう人、学校へ行こうとしている学生たち、習慣になっている時間と少しズレるだけでなんだか風景が違う。


マイケル・ベイトランスフォーマーロストエイジ』。うーん、やはり何度観てもちょっと長く感じる。DVDで観ると、オプティマスプライムがでてわっーて最初に盛り上がるまでたっぷり25分くらいある。そしてクライマックスのバトルシーンも40分以上ある。もっとショートにもできるんだろうけど、あえてやらないのだろうなぁ。詰め込んで詰め込んでこれでもかと見せてくる。改めて観ると、前半の、主人公の家でオプティマスプライムが発見されて逃亡するとくだりの、カットによる日の周り方が全然違う。日中に撮ったシーンと夕方近くになっちゃったシーンと、はたまた別日の日中に撮ったんじゃなかろうかと思われるシーンとが、ガスガスとが繋がっている。

おそらくマイケル・ベイにとってはそんな天気の具合など「ノープロブレム」なのだろうな。画的に良ければOK。爆破あればOK。スカッとすればOK。その潔さはそれはそれで清々しい。以前に読んだインタビューで、監督本人が、自分の作品は賞は取らないが、客は入る的なことを言っていた。突き詰めればそれも是だろう。