東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『マッドマックス』

tokyomoon2015-07-02

先日、ずいぶんと会っていない大学の先輩から着信があった。確か海外に行っていたと聞いて、それ以来会っていない。履歴では23時過ぎの着信で、そんな時間にどうしたのかと思った。気づいたのが深夜だったので、改めて翌日になって掛け直したけれど繋がらなかった。なんだったのだろうか。



ここ最近は梅雨といえば梅雨らしい天気。そして6月が終わり7月に。今年も半年が過ぎたことになる。先日、とある仕事の用件で、過去のメール履歴を見返した。その仕事をやっていたのが昨年の6月で1年前も経っていた。振り返ればいろいろあっという間だけど、それも積み重ねだからなぁ。


映画の日であることを知り、矢も盾もたまらず仕事終わりで新宿バルト9へ。といっても22時ギリギリ。ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・レース』。いやー、ぶっ飛んでたなぁ。観終わって耳がキーンとする映画ってすごいなぁと思いつつ、ここまで振り切れられるとそのキーンも心地いい。結局主人公のトム・ハーディはオープニングでトカゲ食ったところがピークで後は運転手や輸血担当やらばかりで、女性キャストがメインだった。それにしても映画の日の料金が1100円だったけど、いつから100円値上がりしているか。それがすでに最近の常識だったのか。


ジョシュ・トランク『クロニクル』。不思議な力を持った3人の若者の話、として飲み込めるけれど、全て誰かが持っているカメラで撮っているという設定は、あれはいるのだろうか。冒頭だけの演出かと思いきや、それで全て引っ張っていた。やりきったという点では見事だなぁと思いつつ。その設定のためもあるだろうけど、自分の全てをカメラで記録しようとする主人公のそのトコトンな感じが「そりゃキモい」よなぁと思ったり。当然主人公が出ないシーンもあるわけで、それはどうするのかと思うと恋人役の女性も常に自分のブログ用にカメラを回しているという設定になっていて、どこもかしこもカメラ小僧ばかりになっている。初めて女性との体験をする友人の、そのコトが行われている部屋にカメラを持って入ろうとするところとか、普通、友人でなくてもブチ切れられると思うけど。それはともかく監視カメラやマスコミの中継するカメラなど、あらゆる撮影媒体を介して捕らえられた映像のみで作品を成り立たせている。疑似ドキュメンタリーといえばそうなのだろうけど、話の半ばくらいから、この条件をどうやって最後まで成立させていくのかばかりが気になってきていた。あと、主人公の男の人の顔が手塚治虫さんの描く漫画のキャラクターに出てきそうだった。というか、お話自体、どこか手塚治虫さんの作品を思わせる。


今朝、急に雨が降り出した。幼稚園では今日からプール開きだったようなのだけど、あいにく中止に。こればかりは仕方がない。通学中に会う同じ幼稚園に通うお友達が長靴を履いていたけど左右反対に履いていた。娘もよくやるので、その度に注意するのだけど、あれはどこの子もやるのだなぁ。