昨日は午後から雨が降り、夕方から夜にかけて肌寒かった。
仕事でインターネットをみていたところ、岩井俊二監督の「townworkers」という短編アニメーションを見つける。全3話。バイトをやる若者の姿を切り取った話なのだけど、物語も切り取り方も音楽も、音の使い方も台詞の言い方も、どれも素晴らしく、3本とも見入ってしまった。
実写とアニメの境界線を行ったり来たりするような、アニメーション独自の面白さがあるような、単純に一つの劇映画としてのすばらしさやら、なんにせよただただ面白い。繰り返しだけど、音が、台詞が本当に良い。イヤホンをつけてこの世界の音を聴いていたいと思う。
それでクレジットを観ると、スタッフさんにかつてお仕事をご一緒したことがあるお名前を見つけて、これは音にこだわったのだなぁと改めて思った。かつてお仕事をご一緒したときも、その人が音にこだわってくれて僕たちがお願いしてない実景音を録りに行ってくれた。それで間違いなく作品に厚みが増した。
良い作品にであったなぁと思い、アップロードした日付を見ると2014年だった。まったくもって今更だなぁ。でもガソリンの値段表記以外はまったく普遍的に観れる作品だった。
今朝は晴れた。暖かくなりそうだ。