東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『休みに出かける』

tokyomoon2016-08-17

先週の土曜日、休みだったのでレンタカーを借りて家族で出かけた。豊洲で買い物をしてから東関東道を成田方面へ。途中、幕張を超えたあたりで多少の混雑はあったものの高速はスムーズに走れた。


成田にある「ゆめ牧場」というところへ。いろいろなモロモロをビジネスとして運営しているけれど、それでニーズがあるのであれば成功しているのだろうなぁと思いつつ、そこで飼われていると牛や羊、山羊と戯れる。で、実際にそこで製造されているヨーグルトは美味しかった。ひまわり畑もあり、そこでいろいろ写真を撮る。それにしてもひまわり畑を作るとなぜ人はそこを迷路にするのだろうか。


夕方、少し利根川沿いまで走らせて、見つけた公園でまで夕涼み。近所の人たちが提灯を持って家々を訪問しているのが見えた。詳しいことはわからないけど、この土地のお盆の風習なのかもしれない。そういうことがきちんと行われていることがなんだか良いなぁと思うし、まったく知らない自分がいよいよここでは余所者なのだなぁと思える。


この日は暑いことは暑かったけど、カラッとしていて日陰に入れば心地いい。夕方になると涼しいくらいになった。公園といっても遊具があるわけではなく、そのせいか特に誰も遊んでいない。ほとんど誰も足を踏み入れてないのか、芝が驚くほど成長していて、フカフカとしていて足で踏むとめり込む。柔らかい毛布の上にいるような感触。大きな鉄塔が利根川を挟んであり、千葉と茨城を繋いでいる。携帯で動画を撮っていると、「貸して」と言って娘も動画を撮り始める。鉄塔を撮り、それから自分の足元、さらに自分の洋服を撮り、そこから急に空にカメラを向ける。空にある月をズームして撮る。「月を撮りたい」と言う。風が心地よく、陽がゆっくりと沈んでいく。それから近くの温泉に入り、帰宅。エアコンをつけるほどではないのでエアコンを止めて、窓を開けていると風が冷たくて寒くさえ感じた。


大根仁監督『バクマン。
原作漫画をあまり読まずに映画を鑑賞。少年ジャンプに漫画を投稿し、連載を持つ高校生の漫画家が主人公の話。なんにせよ、この映画を観て、ペンで漫画を描きたいぞっと思わない男子はいないんじゃないかと思う。週刊連載の過酷さやアンケート主義の現実を描きながらも少年ジャンプのコンセプト『努力・友情・勝利』を物語に織り込んで、スラムダンクよろしくの終わり方。そして漫画を題材にするからこその遊び心のエンディング。めちゃくちゃ面白かった。ただ、撮影はめちゃくちゃ大変だろうなと思った。


昨日は夜に強い雨が降った。台風が通り過ぎたらしく、今朝は抜けるような青空。台風一過とはよく言ったものだ。


8月15日が終わり、天皇生前退位について考えつつ、世間はオリンピックとSMAPの解散で騒がしい。オリンピックはほとんど見てない。