東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『友人たちとの時間』

tokyomoon2016-11-29

先日降った雪は結局積もることはなく、雨と同じように消えた。とはいえ、この時期に降るというのはなかなか無いことで驚く。


たまたまテレビをつけたらEテレの『バリバラ』という番組が放送されていて、障害を持っている方の性の悩みについての内容だった。下半身麻痺のため性的な心地よさを感じることができない女性がどのように彼と向き合えばいいか、や、お互い障害を持っている夫婦で奥さんがかなり介護が必要で、その世話に疲れてしまいセックスレスに悩む夫婦など、かなり深い部分まで突っ込んだテーマで話をしていて、それがとても興味深かった。障害を持っていても健常者と同じように性的な欲求はある。そんな当然のことを、障害をお持ちの方が堂々と言葉にできることが素晴らしいと思った。
スタジオでのトークで、同じく下半身に麻痺を抱える方が、「傍に寄り添って耳元で囁いてもらうことが気持ち良い」と語り、麻痺して感覚がないからこそ感覚のある部分を気持ち良くしてもらえることが嬉しく、そういう風にセックスは人によっていろいろ変わればいいのだと語っていた。

また、その番組内で結成された「エログロナンセンス」という筋ジストロフィーの女性お二人の漫才コンビが、自分たちの障害を堂々とアピールしつつ、性的な悩みを漫才として掛け合うネタも良かった。どんな立場の人たちも性的な欲求はあり、悩みもある。障害をお持ちの人だからクリーンである必要なんてまったくなく、どんな人も同様なのだなぁと知ることができる。


11/26(土)。とあるドッキリを敢行。朝から友人の家に集まり、少しばかりリハーサルをして、近所に住む友人を内緒でお祝い。娘も頑張って仕掛け人を演じていた。僕は仕事で前日まで何をするのか分かってなかったけど、当日なんとか参加できたので、程よく参加。リハーサル2回と本番1回で、3回ちょっとした小芝居をしたのだけど、娘から「3回ともセリフが違った」と怒られた。その都度、ふざけてしまった。とはいえ、無事にドッキリは成功。嬉しそうだったので良かったと思う。


それからみんなでゆっくり話をしながら時間が過ぎていく。どうしても自分たちの仕事や生活で日々が過ぎてしまう中では、誰かが「やろう」と声をかけてくれないとなかなか集まれない。こういう風に何かをするきっかけを作ってくれて、それに参加できるのは嬉しい。


楽しい1日はあっという間に終わる。