東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『言葉と音』

13日。快晴。気持ちいい。久しぶりに布団を干す。それから掃除機。猫の毛の抜け代わり時期ということもあり、階段の周りなど、いつも抜けた毛が溜まってしまう。

 

 

日中、仕事の打ち合わせ。そこで興味深い話が1つ出た。人が話をする時、同時に話していると言葉が聞き取れない時がある。だけど、音楽で歌を歌う場合、混合で歌っても聞き取れたりもする。詳しくはわからないけど、きいている耳や脳が別の場所だからじゃないのか。それはつまり、言葉は「意味」を持ち、その「意味」を理解しようとする必要があるので、その時に重なる他の言葉はある意味では「意味」を理解しようとする障害になってしまう。歌は「音」だから、「意味」とは異なるので、言葉の重なりも障害にならないのではないか。こうやって文字にすると、漢字では、話を「聞く」で、音楽は「聴く」、という使い分けがあることも何かしらきき方が違うからなのかもしれない。

 

 

仕事を終えて外へ出ると日が沈みかけていた。雲もなく、深い青が気持ちいい。半袖では少し肌寒いくらい。渋谷の公園通りをあがったあたりは20時ごろでも人はまばらでなんだか静かだった。それで少し落ち着いて、茶店でメール作業などする。横の席に、海外から来ている方に日本語をレクチャーしている人がいた。仕事上で使うものなのか、食べ物の味の表現を日本語で伝えようとしている。ここにもまた『意味』の伝達。

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