コンビニで買い物をしていたら、喪服を着たご老人と若い女性が、コーヒーを買っていた。言葉を交わさないけれど、どこかぎこちない距離感で、お嫁さんとその義父さんのように見える。晴れた日曜の朝なのに、喪服で、どうしてこの2人の組み合わせでコンビニにコーヒーを買いに来ているのか、その関係性が少し気になって面白い。
このところ、というか冷静に振り返り、多分、６ヶ月ほど、個人の携帯電話を見てないし、電源をつけてない。諸々の連絡は会社から支給されている携帯で済ませているし、友人たちの近況はFacebookなどで知るというようなことをしていると、すっかり自分の携帯を見ることを怠っている。が、当然、携帯には連絡が来ているはずで、大学時代の恩師Kさんが東京に来た時に会おうと携帯に連絡をくれていたのだけど、それに気付かずに、その後にFacebook宛にメッセージを送ってくれて気付く始末。不義理。そのうえ、仕事で行けず。二重に不義理。申し訳ありませんとしか、言いようが無い。
それと別に。自分がいろいろと気が短くなっているのだろうかと思う。数日前に諸々あって嫁と口論をしてしまった。手を挙げるとかはもちろん無いのだけど、顔つきが険しくなったと言われた。そうなのだろうか。歳もとってるし、顔も老けているとは思いつつ、いろいろとなぁ。翌日に言い過ぎたと反省はしたものの。
そんな日々の中、仕事から帰ると『ゴリパラ見聞録』ばかりを観ている。べらぼうに面白い。旅といっても車中の雑談や、お酒の席での雑談をするばかりの番組なのに、何が面白いって、それは出演者・スタッフの関係性だなぁ。そして雑談の、ラジオを聴いてるような面白さもありつつ、実は結構編集でサクサク切ってテンポ良くつなげてあり、そのテンポの良さが面白い。そして出演者の方々のバランスとかけあいだなぁ。『一献のコーナー』を観ていると、焼酎が呑みたくなる。
ここしばらく、車を運転する仕事が多い。朝、早い時間に首都高を走ると日差しが眩しいけど気持ちが良い。土曜の朝は富士山が見えたが、今朝は見えなかった。富士山が見える季節がやってきた。
