東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『娘が話してくれたこと』

tokyomoon2018-12-03

いろいろとバタバタした仕事が先日終わり、なんとかひと段落つけた。長かった。9月くらいからバタバタしていて、いろいろあった。とにかく、ようやく一息。もちろんこれから年末に向けてやらなければならない仕事は続き、まだまだ完全に落ち着くわけではないものの、昨日は残り物のようなメールの処理をして、壊れていた眼鏡を買い換えたりした。大学時代の恩師の方が東京にいらっしゃっていたが会えなかった。申し訳ない次第。


夜ご飯を食べてから、家に戻り娘と風呂に入ると、娘が学校でのことを話しはじめた。詳しく書くものでもないが、クラスメイトとの揉め事や、ある種の「いじめ」のようなものについての話で、そういうことを聞くといろいろと難しい問題があるなぁと考える。立派だなぁと思ったのは、娘自身が、自分の考えに固執するわけでもなかったし、揉め事の中心になっている生徒に対してもきちんと考えていることだ。悪意しかない「いじめ」に対して真に受ける必要はないが、誤解や考え方の違いから生じるいさかいだってある。その時、決めつけのようにな「この子はこうだからこう」とレッテルを貼るべきではない。そのへんのことが、娘の中できちんと考えがあるようだから良かった。と、こんな偉そうなことを言えるほど、僕に最良な判断ができるわけではない。というか、正解などない。わからないことばかりだ。僕にできることは娘が語ってくれたことを一緒に考えてあげるくらいしかない。


そういえば、ふらりと立ち読みした先週号の少年マガジンの「はじめの一歩」もいじめに対する語りがあった。いじめる側の都合のいい世界のために、いじめられる側を世界で孤立させる身勝手さについて言及するセリフがあった。どんな場所でも同じようなことがあり、娘もそういう場所で人との関係性を作らなければならないのだ。


それにしても驚いたのは娘の口から「マインドコントロール」という言葉が出たこと。驚く。自分の小学2年の時、そんな言葉自体が自分の世界になかった。楽じゃないな、最近の小学生。